米国服飾会の伝説のテーラーとも言えるNYCのWilliam Fioravanti（1920-2017。業界ではMASTERと認められ、Academy of Master TailorsからGolden Scissors" awardを含めて数々の賞を受賞しています。亡くなった時にはThe New York Times等に記事が載ったほどです）のビンテージのビスポーク（1979年仕立）のネービーブルー X ブルーの細かい＆美しいストライプ柄（＝６枚目の写真参照。単なる濃紺より魅力的です）のシングルの春秋冬用ジャケット。生地は恐らくウール100%で素晴らしい質感。２ボタンのサイドベンツのクラッシックでとても格好良しのスタイルです。袖先は本切羽。ライニングは脇下にもウールを使うなど（＝最後の写真参照）さすがの作りです。思わずみとれてしまう逸品です。袖先の白の裏地に少しの汚れ（＝８枚目の写真参照）はありますが、気になる様なものではなく、４０年以上を経ても着用感の少ないとても美品です。良い物だけが持つオーラが凄いです。サイズはUS 38R相当です。以前贔屓にしている米国のディーラーから購入したものです。私（＝175cm & 67kg。通常UK/US40R、欧州50が丁度）に小さかったので、コレクションとして所有していたものです。日本サイズのMくらいです。実寸で、袖丈：（肩から）約５８ｃｍ＆（脇下から）約３９ｃｍ、肩幅：約４５ｃｍ（＝かなりしっかりとした肩パッドが入っています）、身幅：（脇下～脇下）約５０ｃｍ、着丈： (背面襟下から）約７０ｃｍです。英国老舗高級テーラーのビンテージのビスポークも所有してきましたが、このジャケットは、それらに比しても素晴らしいです。サイズの合うラッキーな方は、是非この機会に。