横断歩道がなく一時停止は不要のイメージ DFSとは、「Dynamic Frequency Selection(動的周波数選択)」の略です。5GHz帯では、気象レーダーや航空レーダーなどのレーダー波が利用されていますが、Wi-Fiルーターがこれを検知した場合は、チャンネル移動すると共に移動先にもレーダー波がないことを確認するため60秒間Wi-Fiを停止して監視しなければなりません。この仕組みをDFSといいます。5GHz帯ではチャンネルにより通信が途切れてしまうことがありますが、6GHz帯ではレーダー波は利用されていないため、DFSの待機時間による通信切断は発生せず、より快適な通信が期待できます。
親機:WXR-11000XE12(FW1.00、APモード)、10G INTERNETポートをDesktop PC1に接続 子機:WXR-11000XE12(FW1.00、WBモード)、10G INTERNETポートをDesktop PC2に接続 通信距離:5m 5GHz:100ch、160MHz幅、暗号化方式:WPA3 Personal AES 2.4GHz:7ch、20MHz幅、暗号化方式:WPA3 Personal AES
※ 測定方法:chariot(TCPモード)
測定環境(WSR-6000AX8)
親機:WSR-6000AX8(FW1.00、APモード)、2.5G INTERNETポートをDesktop PC1、1GLANポート1と1GLANポート2をAPU1に接続 子機:WSR-6000AX8(FW1.00、WBモード)、2.5G INTERNETポートをDesktop PC2、1GLANポート1と1GLANポート2をAPU2に接続 通信距離:5m 5GHz:100ch、160MHz幅、暗号化方式:WPA3 Personal AES 2.4GHz:7ch、20MHz幅、暗号化方式:WPA3 Personal AES
※ 測定方法:chariot(TCPモード)
通信性能を最大限に活用。INTERNET / LAN 10Gbps対応ポート搭載 12ストリーム外付け「トリプルバンドダイポールアンテナ」
INTERNET / LAN それぞれに10Gbps対応ポートを搭載。無線スループットを損ねず、有線接続でも高速通信が可能です。 ※ 10G/5G/2.5G/1G/100Mbps(規格値)に対応しています。 ※ LAN側の最大10Gbps対応ポートは1ポートのみです。 ※ INTERNETポートをLANポートとして利用する場合は、AUTO/MANUALスイッチをMANUALにし、ROUTER/AP/WBスイッチをAP/WBにしてご利用ください。
6GHz/5GHz/2.4GHzの3つの周波数帯に対応
本商品は、3つの周波数帯のWi-Fiを利用できるトライバンドルーターです。一般的に普及している2.4GHz帯、5GHz帯のほか、新しく使えるようになった6GHz帯のWi-Fiに対応しています。従来の機器と接続しながら、新しく使えるようになったWi-Fi 6E対応機器とも同時接続が可能です。
Wi-Fi 6Eで快適通信を楽しもう
新たに追加された6GHz帯
日本では、2022年9月時点で、Wi-Fiで利用できる周波数帯域に5945~6425MHz帯(480MHz幅)が追加されました。Wi-Fi 6E は、この帯域を 高速通信規格802.11axで通信して利用します。Wi-Fi 6EのEは、Extend(拡張)のEを意味しており、802.11axによる通信帯域が6GHz帯まで拡張されたことをいいます。高速Wi-Fi専用の6GHz帯を、高速通信規格802.11axで通信するため、従来の2.4GHz帯/5GHz帯に比べ、快適な通信が期待できます。
1.混雑や干渉が少なくなる
遅い車がいないのでスピードが出せるイメージ
6GHz帯におけるWi-Fi通信は、高速なWi-Fi 6Eによる接続のみです。このため、2.4GHz帯や5GHz帯のように、通信速度の遅い端末に通信を占有されて低速になるおそれがありません。また、新たに開放された帯域のため空いている周波数帯であり、干渉を受けにくく速度も低下しにくいことが期待されます。
2.DFSによる待機時間なし
横断歩道がなく一時停止は不要のイメージ
DFSとは、「Dynamic Frequency Selection(動的周波数選択)」の略です。5GHz帯では、気象レーダーや航空レーダーなどのレーダー波が利用されていますが、Wi-Fiルーターがこれを検知した場合は、チャンネル移動すると共に移動先にもレーダー波がないことを確認するため60秒間Wi-Fiを停止して監視しなければなりません。この仕組みをDFSといいます。5GHz帯ではチャンネルにより通信が途切れてしまうことがありますが、6GHz帯ではレーダー波は利用されていないため、DFSの待機時間による通信切断は発生せず、より快適な通信が期待できます。
3.高速伝送の選択肢が増える
道路の車線が増えて走行する道路を選びやすいイメージ
Wi-Fi 6Eでは、2.4GHz帯、5GHz帯に加えて6GHz帯が加わり、通信時のチャンネルの選択肢が増えました。たとえば、5GHz帯では160MHz幅の高速通信は2本のチャンネルからしか選択できませんでしたが、6GHz帯の追加により、160MHz幅の高速通信を新たに3本のチャンネルから選択できるようになっています。Wi-Fi 6Eでは、通信時のチャンネルの選択肢が増えることで、干渉が少ないチャンネルを選びやすくなり、より快適な通信が期待できるようになりました。
高速通信を実現するフラッグシップモデル
6GHz/5GHz/2.4GHzの3つの周波数帯に対応
本商品は、6GHz/5GHz/2.4GHz 3つの周波数帯での高速通信を実現するフラッグシップモデルです。6GHz/5GHzにおいて最大4803Mbps、2.4GHzにおいて最大1147Mbpsの高速通信が可能です。※1
※1:表示の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。
※ 6GHz帯で通信するためには、端末も6GHz帯の通信に対応している必要があります。
実効スループット
バッファローのフラッグシップモデルは6GHz/5GHz/2.4GHzで高速通信を実現
WXR-11000XE12 につきまして、メーカーの測定環境におけるスループット測定結果をご参考情報として掲載いたします。
測定結果
測定環境
6GHz:HE160(227ch)暗号化方式:WPA3 Personal AES
5GHz:HE160(100ch)、暗号化方式:WPA3 Personal AES
2.4GHz:HE40(1ch)、暗号化方式:WPA3 Personal AES
※ 電波干渉のないテスト環境にて測定
※ 送信方向のスループット
※ 30秒間の通信を3回計測し、その平均を算出
※ 測定方法:Iperf(UDPモード)
測定環境イメージ
内蔵アンテナを超える性能
12ストリーム外付け「トリプルバンドダイポールアンテナ」
6GHz/5GHz/2.4GHzそれぞれ4ストリームに対応し、そのパフォーマンスを最大化する独自のアンテナ設計。3軸回転機構を備えており、設置環境に応じてアンテナの配置をカスタマイズ可能。付属の「アンテナ設定ガイド」を用いて、簡単に高速で安定した電波環境の構築ができます。
アンテナを調節し、6GHz帯を有効活用
外付けアンテナを調節し、電波の狙い撃ちが可能。効率良く電波を届けることができます。
※ 詳しくはアンテナ設置ガイドをご参照ください。
実効スループット
本商品は、内蔵アンテナ商品よりも高速通信を実現
内蔵アンテナ採用の商品と比較し、2.4GHzで約1.4倍、5GHzで約1.1倍高いスループットを実現しました。
※ 内蔵アンテナ採用で同等の無線規格・アンテナ本数を持つWSR-6000AX8と比較
測定環境(本商品)
親機:WXR-11000XE12(FW1.00、APモード)、10G INTERNETポートをDesktop PC1に接続
子機:WXR-11000XE12(FW1.00、WBモード)、10G INTERNETポートをDesktop PC2に接続
通信距離:5m
5GHz:100ch、160MHz幅、暗号化方式:WPA3 Personal AES
2.4GHz:7ch、20MHz幅、暗号化方式:WPA3 Personal AES
※ 測定方法:chariot(TCPモード)
測定環境(WSR-6000AX8)
親機:WSR-6000AX8(FW1.00、APモード)、2.5G INTERNETポートをDesktop PC1、1GLANポート1と1GLANポート2をAPU1に接続
子機:WSR-6000AX8(FW1.00、WBモード)、2.5G INTERNETポートをDesktop PC2、1GLANポート1と1GLANポート2をAPU2に接続
通信距離:5m
5GHz:100ch、160MHz幅、暗号化方式:WPA3 Personal AES
2.4GHz:7ch、20MHz幅、暗号化方式:WPA3 Personal AES
※ 測定方法:chariot(TCPモード)
通信性能を最大限に活用。INTERNET / LAN 10Gbps対応ポート搭載
12ストリーム外付け「トリプルバンドダイポールアンテナ」
INTERNET / LAN それぞれに10Gbps対応ポートを搭載。無線スループットを損ねず、有線接続でも高速通信が可能です。
※ 10G/5G/2.5G/1G/100Mbps(規格値)に対応しています。
※ LAN側の最大10Gbps対応ポートは1ポートのみです。
※ INTERNETポートをLANポートとして利用する場合は、AUTO/MANUALスイッチをMANUALにし、ROUTER/AP/WBスイッチをAP/WBにしてご利用ください。
測定結果
測定環境
WXR-11000XE12(FW1.00、ルーターモード)
測定方法
INTERNETポートにサーバー(PC1)を接続、LANポートにPC(PC2)を接続し、PC1間でFTP通信による負荷を計測
※ 2GBのファイルを使用
※ 測定方法:chariot(FTPモード)
高速・安定したパフォーマンスを実現する高性能CPUとPCIeレーン搭載
2.6GHz クアッドコアCPUを搭載。負荷の高い環境でも高速・安定したパ フォーマンスを発揮します。また、2.4GHz/5GHz/6GHzそれぞれのMAC/PHYに専用のPCIeレーンを用意。無線の理論値に対して充分に高速なバスを備え、高い性能を発揮します。
手軽にメッシュネットワークを実現する「Wi-Fi EasyMesh™」
家じゅうを複数のWi-Fi機器で簡単にカバー
※ EasyMeshネットワークを利用するには、コントローラおよびエージェントとして使用するWi-Fiルーター、アクセスポイント、Wi-Fi中継機がすべてEasyMeshに対応している必要があります。EasyMesh対応ファームウェアにアップデートしてお使いください。
かんたんセットアップ
EasyMeshを利用する場合、コントローラおよびエージェントを有線またはWPSで接続するだけで、設定が自動で完了します。その後、ご利用になりたい場所に再設置すれば、EasyMeshをご利用いただけます。
最適な通信経路を自動で選択
EasyMeshは最適な通信経路を自動で選択します。通信中の経路がつながらない・遅い状態になっても、より早くつながる経路を再選択して通信します。電波環境が変わっても安定してつながる環境を実現します。
高速なローミング
EasyMeshは、付近のWi-Fi機器の情報を端末に提供し、無線の再接続を効率化することで、高速ローミングを実現します。(802.11k、802.11r、802.11v対応)電波状況が変化しても、再接続がスムーズで、快適な通信が期待できます。
有線でもメッシュネットワークを構築できる
EasyMeshは、無線接続だけでなく、有線接続でもメッシュネットワークを実現できます。鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物でも、メッシュネットワークを利用できます。
干渉波を回避してつながる(※バッファロー独自機能)
EasyMeshによる接続は、2.4GHz、5GHz、6GHzバンドに対応しています。使用中のバンドで電子レンジなどのノイズやDFSによる待機で切断が発生した場合、自動でノイズの少ないバンドに移動して接続します。そのため環境の影響を受けずに安定した通信を維持できます。
6GHz通信について
コントローラからエージェント間、コントローラから端末間、エージェントから端末間の通信で6GHzに対応したEasyMesh接続を行うことができます。これにより6GHz帯をEasyMeshのバックホールとして活用することが可能となります。混雑の少ないクリーンな帯域での接続により、安定通信を実現します。