写真同じです
おしゃれ な 置き時計 ヤコブセン テーブルクロック シリーズ です。

アルネ ヤコブセン 置き時計 テーブルクロック

アルネ・ヤコブセンといえば、ミッドセンチュリー期の北欧を代表するデザイナーで、そのデザインの普遍性から現在でも不動の人気を誇っています。
セブンチェア、スワンチェアなどに代表される椅子は、美しさと実用性を兼備えていますが、インテリアのトータルデザインとしての掛け時計、置時計の完成度もそれに劣りません。
アルネ・ヤコブセンは1938年から1971年にかけて、数々のプロジェクトで、
Station(ステーション)、Bankers(バンカーズ)、City Hall(シティホール)、Roman(ローマン)
などの名作となる掛時計、置き時計を制作しました。
デジタル機器が普及した現代では、かえってアナログに過ごす時間が贅沢に感じられるようになりました。
プラグを抜いてオフラインで過ごすことで、深い満足感を得る。
このためのツールとして、クラシックな置き時計や掛け時計は今、重要な地位を取り戻しています。
ローゼンダール社から輸入の正規品で、一年保証付きですので、安心してご使用いただけます。
機能性と高級感あふれるデザインが魅力の、ヤコブセン、クロックシリーズ。
洗練されたインテリアシーンに、欠かせないアイテムと言えるでしょう。
アルネ・ヤコブセン ARNE JACOBSEN
デンマークの建築家、デザイナー。北欧モダンの代表的な人物。
セブンチェアやアントチェアなど数々の名作を世に送り出した。
STATION CLOCK ステーション
アルネ・ヤコブセンの厳格でミニマルなグラフィックデザインを生み出す能力は、1941 年に発表された初期のクロック文字盤デザイン「ステーション」に顕著に表れています。
ヤコブセンは1941 年頃、電化製品メーカーLauritz Knudsen（ラウリッツ・クヌッセン）のために時計の文字盤Station をデザインしました。
シンプルでモダンなデザインは、その数年前にアルネ・ヤコブセンがデザインしたバウハウス風のLKテーブルクロックの文字盤を置き換えるためのものでした。
このデザインはデンマークの鉄道の駅の時計としても採用され、広く普及しました。
アルネ・ヤコブセンの長いキャリアの中には、建築や家具だけでなく、幅広いグラフィックデザインも含まれています。
書体、パッケージ、ポスター、パターン、時計などは、アルネ・ヤコブセンが手がけたグラフィックデザインの一部です。
ステーション・クロックの文字盤は、ヤコブセンの初期のグラフィックデザインのひとつですが、彼の厳格でミニマルな美学と細部への把握は、現在ローゼンダール社によって製造されているこの初期のクロックデザインにも表れています。
BANKERS CLOCK バンカーズ
アルネ・ヤコブセンは、デンマーク国立銀行のために手がけた精巧なインテリアデザインの一部として、バンカーズをデザインしました。
バンカーズクロックは、ヤコブセン最後のクロックデザインであり、彼が50 年以上にわたって制作したクロックフェイスの中で最もコンセプチュアルなものです。
ヤコブセンは1970 年にデンマーク国立銀行（1971年）のためにバンカーズをデザインしました。
この時計は建物の厳格でミニマルな美学を反映しています。
デンマーク国立銀行は、外見上はシンプルで一枚岩のような建造物に見えますが、内部には細部に至るまで綿密に設計された大きく開放的な空間が広がっています。
ヤコブセンは、この建物の精巧なインテリア・デザインの一部として「バンカーズ」をデザインしました。
バンカーズはすぐに一般小売商品として販売されるようになり、それ以来、モダンな家庭のインテリアのエレガントなアクセサリーとして活躍しています。
ヤコブセンは、バンカーズの時計の文字盤のデザインにおいて、コンセプチュアルなアプローチを取り、時間を示す新しいシステムを考えだしました。
12本のバーは、実は12 個のブロックで構成され、そのうちの1個は時間に合わせて黒く塗りつぶされています。
その結果、中心から螺旋状に広がる時間をあらわす全体的なムーブメントが生まれました。
アルネ・ヤコブセンがデザインしたオリジナル・クロックは、非常に薄いフレーム、曲面のクリスタル、壁とクロックの間に隙間を作るブラケットを備え、軽やかで浮遊感のある表情を作り出しています。
CITY HALL CLOCK シティホール
シティホール クロックは、1950 年代のアルネ・ヤコブセンの美学を特徴づける、シンプルなフォルムと緊張感のあるミニマリズムへの傾向を示しています。
ヤコブセンは、ロドブレ市庁舎のための精巧なトータル・デザインの一環として、市庁舎の時計をデザインしました。
数字のないミニマルな時計のデザインは、建築の精密で厳格な美学を反映しています。
ヤコブセンは60 年に及ぶ長いキャリアの中で、建築物や家具のデザインだけでなく、幅広いグラフィックデザインも手がけました。
ヤコブセンが手がけた書体、パターン、ポスター、時計の多くは、特定の建築プロジェクトのためにデザインされたもので、細部に至るまで入念に練られ、より大きな全体像に適応しています。
シティホール クロックは、ロドブレ市庁舎のモダンで合理的な雰囲気作りに貢献し、プロジェクト完了から数年後に生産が開始されました。
ROMAN CLOCK ローマン
アルネ・ヤコブセンはローマンクロックにおいて、古典的・歴史的作品からのインスピレーションをモダンなクロックデザインに変換しました。
第二次大戦の間、ヤコブセンはローマ数字の時計の文字盤をいくつかデザインしました。
この古典的なデザインは、ヤコブセンがいかに古典的・歴史的作品からインスピレーションを得て、それをモダンで現代的なデザインに昇華させたかを例証しています。
アルネ・ヤコブセンは、自身の建築のために構成した精巧なトータルインテリアデザインの中に、しばしば時計のデザインを取り入れました。
1937 年にはコペンハーゲンの中心部にステリングハウスを完成させ、1942 年にはフレミング・ラッセンと共同でソレロド市庁舎、エリック・メラーと共同でオーフス市庁舎という2つ以上の機能主義的な市庁舎を設計しました。
これらの建物では、ローマ数字が描かれた大きな時計が高級素材で作られ、人々を出迎えました。
その後、1956 年にローデヴレ市庁舎を完成させる際、ヤコブセンは議会ホールとファサードにローマ数字をあしらった時計を設置、厳格でミニマルな建物の唯一の装飾として現在に至っています。
LK CLOCK LK
アルネ・ヤコブセンが1939年にデザインした最も初期のクロックには、ベークライト製の台座の上に置かれた伝統的なクロックと、曲げ加工されたスチール製の脚の上に置かれたモダンなクロックの2 つのモデルがありました。
1939年にデザインされたこのテーブルクロックは、アルネ・ヤコブセンの最も初期のクロックデザインです。
1930年代にヤコブセンが設計を依頼された電化製品メーカー、ラウリッツ・クヌッセンのディレクターの私邸のためにデザインされました。
この時計は1939 年のシャルロッテンボー春の展覧会に出品されました。
ヤコブセンは60年にわたるキャリアの中で、数多くのクロックをデザインしましたが、テーブルクロックはほとんどありませんでした。
LK テーブルクロックは、ベークライトの台座の上に置かれた伝統的なクロックと、バウハウスの工業デザインの美学にインスパイアされた、曲げ加工されたスチールの脚の上に置かれたモダンなクロックの2 つのモデルでデザインされました。
アラビア数字と両針を備えたオリジナルの文字盤は、その後、よりシンプルなSTATION の文字盤に変更され広まりました。
現在では、スチール製の脚を備えたモデルの方がよく知られており、アルネ・ヤコブセンによる異なるデザインの文字盤で、ローゼンダール社によって製造されています。