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国内外の一流ホテル、高級レストラン、ハイブランドのショールームにステーショナリーやインテリアとして採用されている「Shinabel（シィナベル）」。木の暖かみと石の静けさを併せ持つ唯一無二のデザインはオフィスや書斎、ダイニングやリビングルームをワンランク上の空間に変えてくれます。
1点1点が受注注文で丁寧に作られるシィナベル製品は、個人や企業のお名前の刻印にも対応しており、仕事や趣味に邁進するあの方への特別な贈り物にもお奨めです。（刻印は別料金）
置くだけでデスクトップの雰囲気がスタイリッシュに変わるシィナベルラインM。スマートフォン、タブレット、メモ帳、電卓、物差しなどを縦置き収納できるので、散らかりがちな机の上がスッキリします。万年筆などの筆記具を1本収納できます。同じ幅（250mm）を持つトレイ250との組み合わせもお奨め。。

Shinabel - ラインＭ(デスクトップオーガナイザー）
■サイズ：幅250 × 奥行き48 × 高さ50（mm）
■材質：イタリア産 大理石（ビアンコカララ）
　　　　カナダ産 ブラックウォルナット
■仕上：大理石 - 各種研磨
　　　　ウォルナット - オイルフィニッシュ
■製造：日本製 静岡県静岡市

暖かくて凛とした、小さなラグジュアリー
「Shinabel（シィナベル）」は、
家具の産地として知られる静岡発の高級ステーショナリーブランドです。
ブランド名の由来となった「しなべる」とは、静岡県の一部で「片付ける」という意味で使われている方言なのだとか。
東京・吉祥寺のデザインオフィス「Colordrop Design」が、
2013年より静岡市の家具メーカー「中山家具株式会社」と共同でスタートした「シィナベル」は、
現在では国内外の一流ホテル、高級レストラン、ハイブランドのショールームに採用される気鋭のブランドに育ちました。
「シィナベル」の最大の特徴は、
大理石とウォールナットを組み合わせた斬新なデザインです。
質感も性質も大きく異なりながら、「高級感」を共通項に違和感なく融合する石と木は、
オフィスや書斎にワンランク上の居心地をもたらしてくれるでしょう。

静岡市における家具製造の歴史
1634年（寛永11年）、徳川家光の上洛に際して実施された
静岡浅間神社の修営にあたって全国から職人が集められ、
修営が完了した後も駿府（現在の静岡市葵町の辺り）に定住したのが
静岡市での家具製造のはじまりだと言われています。
明治以降には静岡市を中心として鏡台や茶箪笥の生産が行われたほか、
近代化の波を受けて椅子や机といった西洋家具の製造も行われるようになりました。
最近では、長年培ってきた技術を基盤に、柔軟な発想と
チャレンジ精神で多様な消費者ニーズに対応する個性的なメーカーが増えています。
1988年には地元メーカーと外部デザイナーによる共同商品開発を推進するべく、
「つなぐデザインしずおか」事業がスタートし、
家具の町としての静岡市の価値はさらに高まっています。

中山家具について
創業時より制作してきた大型木製家具に加え、
トップに大理石を使ったキッチンの施工も得意とする中山家具。
中山家具の職人技が無ければ、加工方法が大きく異なる
2つの素材を組み合わせるという開発コンセプトは実現し得なかったでしょう。
小型の大理石では特に難易度が高いと言われる
切断と研磨の技術もさることながら、
大理石とウォールナット材を圧着させる技術は、
中山家具だけが持つスキルとノウハウの結晶です。
当初はどうしても木材側が外れてしまっていたそうですが、
1年に渡って試行錯誤を繰り返した結果、
木と石がしっかり馴染む現在の加工法にたどり着きました。

Colordrop Design（カラードロップ・デザイン）
デザイナー萩原 雅之さんと石井 勇夫さんのお二人が
東京・吉祥寺に起ち上げたデザインオフィスで、
プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、映像制作、
そして地場産業活性化支援の分野で活躍しています。
2013年に「つなぐデザインしずおか」を通じて中山家具と出会ったことから、「シィナベル」ブランドをスタートさせました。

【大理石（marble stone）】
石自体が光を放っているかのような神秘的な美しさを持つ大理石は、
古代よりパルテノン、コロッセオ、タージマハルといった巨大建造物の建材として重用され、
またミケランジェロに代表される彫刻家たちにインスピレーションを与えてきました。
ほのかに発光しているように見えるのは、光を透過させ、
内部で反射した光の一部を再び放出するという大理石の性質によるものです。
岩石としての大理石は方解石（カルサイト）の粒状集合体です。
大理石の色や模様がバリエーション豊富なのは、
方解石の結晶がさまざまな色や形を持つことに起因します。
「シィナベル」には最高級天然大理石の代名詞である
カララ（イタリア、トスカーナ州）産の白い大理石（通称「ビアンコカララ」）が用いられています。

【ブラックウォルナット（学名：juglans nigra）】
家具に使用されるウォールナットと言えば、ブラックウォールナットのこと。
くるみ科の樹木で、耐衝撃性に強い、木肌が美しい、
狂いが少ない、加工性／接着性に優れている、等、
家具の素材として持ってこいの特長を多く備えています。
家具以外にも、時には100年を超える長期の使用に耐えられる木材として、
工芸品、床材、楽器などに広く用いられています。
適度の油分を含むウォールナットのツヤや質感は、
使い込むごとに美しさと深みを増すので、
ちょうど天然皮革のように経年変化を楽しむことができます。
シィナベルにはカナダ産の高級ウォールナット材（オイルフィニッシュ）が用いられています。

Shinabel - ラインＭ(デスクトップオーガナイザー）
■サイズ：幅350 × 奥行き48 × 高さ500（mm）
■材質：イタリア産 最高級大理石（ビアンコカララ）
　　　　カナダ産 ブラックウォルナット
■仕上：大理石 - 各種研磨
　　　　ウォルナット - オイルフィニッシュ
■製造：日本製 静岡県静岡市