＊写真家であり美術家でもあった 北代省三 の ピクセル・トランスファー方式による電子版画作品 『窓の中の二つの扉』です。
1989
年制作直筆サイン入り限定15
部 と大変稀少・貴重です。 額装品 さし箱付き【真作保証】です。
1951
年に瀧口修造が名をつけ親となり結成された「実験工房」の中心メンバーだった北代省三が、このような＜電子版画＞を制作していたことは余り知られていません。
亡くなるまで、実験的精神を失わなかった北代らしい作品といえるでしょう。（出典：ときの忘れもの）
＊北代省三ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
現在、世田谷美術館にてコレクション展「山口勝弘と北代省三展」が開催されています。
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00117
お近くの方はぜひご高覧ください。
・作家名：北代省三
（きただい しょうぞう）1921
－2001
・作品名：窓の中の二つの扉
・技法：ピクセル・トランスファー方式による電子版画
・制作年：1989
年
・エディション：15
部
・サイン：直筆サインあり
・イメージサイズ：約26
ｃｍ×約26
ｃｍ
・額装サイズ：約56
ｃｍ×約44
ｃｍ
・作品の状態：良好です。額も概ね良好です。
画像でご確認下さい。
北代省三
（きただい しょうぞう）1921
－2001
1921
年(
大正10)
、東京に生れる。父の影響で少年期よりカメラに親しむ。1939
年(
昭和14)
に新居浜高等工業専門学校機械科(
現・愛媛大学工学部)
に入学、金属材料学に関心を持つ。1942
年(
昭和17)
、陸軍に応召、47
年に復員。1948
年(
昭和23)
「モダン・アート夏期講習会」に参加、山口勝弘らと出会う。また、雑誌に掲載されたカルダーのモビール図版から模作を試み「七燿会展」に出品する。翌年、「第1
回読売アンデパンダン展」に油彩を出品。1950
年(
昭和25)
ころより、美術家だけでなく音楽家など諸ジャンルの芸術家らとの親交を深め、バレエ公演の舞台美術などを担当する。1951
年(
昭和26)
、綜合芸術グループ「実験工房」を結成。
第1
回発表会として、バレエ「生きる悦び」の舞台美術などを担当する。「実験工房」ではメンバー共同制作による舞台作品、オート・スライドや映像作品などを発表。またこの年には第1
回個展をタケミヤ画廊で開催、構成的な油彩画を発表する。その後は、ベニヤによるレリーフ、モビール、スタビル、印画紙を使った「写真版画」など、絵画以外が中心となっていく。1957
年ころからは、主に雑誌を媒体に写真を発表。『模型飛行機入門』『大型カメラの世界』などの著書もある。練馬区立美術館では「浮遊する彫刻」展(1990
年)
に出品。2001
年(
平成13)
、死去。（出典：ときの忘れもの）