Tako アームチェア 彫刻のように木を削り出すことで生まれた、オーガニックな形が美しいTakoアームチェア 背もたれから枝分かれしたように繋がるフレームや、しなやかなカーブを描いた座面形状。柔らかい曲線で形作られたシルエットは、印象的でありながら清らかな静けさを纏っています。 ゆとりのある広い座面と途切れのない滑らかなフレームは、ゆったりと包みこむように身体を支えます。緩やかに湾曲したアームはどの角度からも握りやすく、自然と手をそえたくなる心地良さ。ダイニングシーンだけでなく、ワークスペースやくつろぎの場に置くパーソナルチェアとしてもおすすめのアイテムです。
Tako アームチェア
彫刻のように木を削り出すことで生まれた、オーガニックな形が美しいTakoアームチェア
背もたれから枝分かれしたように繋がるフレームや、しなやかなカーブを描いた座面形状。柔らかい曲線で形作られたシルエットは、印象的でありながら清らかな静けさを纏っています。
ゆとりのある広い座面と途切れのない滑らかなフレームは、ゆったりと包みこむように身体を支えます。緩やかに湾曲したアームはどの角度からも握りやすく、自然と手をそえたくなる心地良さ。ダイニングシーンだけでなく、ワークスペースやくつろぎの場に置くパーソナルチェアとしてもおすすめのアイテムです。
新しい定番として世界に発信する「MARUNI COLLECTION」
目指したものは100年使っても飽きのこないデザインと堅牢さを兼ね備えた家具。そうしてマルニ木工から世界に向けて発表する作品が「MARUNI COLLECTION(マルニコレクション)」です。 開発パートナーに世界的なプロダクトデザイナー深澤直人とジャスパー・モリソンを迎え、ミラノサローネ国際家具見本市(※)への出展を始め海外展開にも積極的、その影響力は国内に留まりません。
※世界最大の家具見本市。マルニ木工は、世界の名だたる一流ブランドが集うホール16での展開(ホール16で日本企業が独自出展するのはマルニ木工が初)
Takoシリーズ
文字をそのままローマ字読みしてタコと読みます。開発当初から念頭にあったのは、マルニ木工のベストセラーとなったHIROSHIMAアームチェアを超えるものを目指すということ。これはマルニ木工にとってもデザイナー深澤直人にとっても大きな挑戦でした。
曲木を使わず切削加工だけで作り出されたオーガニックな曲線と、彫刻的で柔らかなフォルムはマルニ木工の加工技術と、工芸の工業化を目指す姿勢から生まれています。
複雑な職人技を要するTakoは最初の試作品作成から強度試験、量産することを想定した試作など繰り返し納得するまで行い、その全てが職人による手仕事で行われました。
花を生けるデザイナー
「デザイナーの役割としては、空間に対して空間をなしている壁と箱の担当デザイナーになるか、あるいはその綺麗になった空間に一輪の花を生ける人になるか、どっちかは最初に決めなきゃいけない。僕はどちらかというと、今までごちゃごちゃした世界に対して空間を単純にしようと努力してきた方のデザイナーなのだけれども、今回は整然とされてきたから、じゃあ、花を生ける方のデザイナーになりましょう。」(深澤直人氏インタビューより)
Takoのデザインは、深澤直人が今まで手がけた椅子とは少し異なったアプローチをとっています。 HIROSHIMAアームチェアは存在感がありながらも主張しすぎることなく周囲と馴染み、空間をすっきりと整える役割を持っています。それに対しTakoは生活の豊かさや余裕のある整った空間の中に、彩りをそえる道具の一つとなるよう生み出されました。
Takoが持つ空気感は、豪華なフラワーアレンジメントというよりは、床の間にひっそりと飾られた一輪の花といった方が近いかもしれません。柔らかな曲線で繋がれたフレームや丸く削りとられた座面の形。ダイナミックで印象的なシルエットでありながら、どことなく漂う清らかな佇まいを纏っています。
モットーは「工芸の工業化」
熟練した職人の手によって作られた試作品と全く同じものを工場で生産する為の、もう一つの職人技。それは職人の技を数値化することです。
木工のプロとして椅子のどこにどんな杢目を出すかを見極め、材料の選別を行うことはもちろん、Takoの有機的で美しい形を再現するために、CNC(コンピューター制御の切削機)を使って、安定的に削り出せるようにしなくてはなりません。CNCのプログラマー自身も木の特性や加工のことを熟知していないと、刃物をどこからどうやって当てて加工するかを決めることができません。様々な刃物を使い分けて繊細に加工ができるようプログラムを作る、これがもう一つの職人技です。
全ての加工されたパーツが完成したら、それらを組み合わせ磨いて成形。この磨き工程だけは人の手の感覚が頼りとなり、最終の形を決定する繊細な作業で、マルニ木工でも限られた職人しかできないとても重要な工程です。
ネーミングの由来
とてもユニークでえっと驚く名前のTako。多くの方は8本足が自在に動く蛸を想像するのではないでしょうか。
MARUNI COLLECTIONには、ジャスパー・モリソン氏がデザインするFugu(フグ)というシリーズがあります。FuguがあるならTakoもありではないかと何とも面白い発想で、2人のペアが暗黙でやりあっている、そんな雰囲気を想像してTakoと名付けたと話されています。
ジャスパー・モリソン氏は、エル・デコの雑誌のインタビューでTakoは葛飾北斎の絵画を思い浮かべると語られていましたが、実は深澤氏も同じイメージを持っていたよう。2人の感性には驚かされます。この椅子はもともと蛸をイメージしてデザインされたわけではありませんが、ユニークで何とも言えない名前は一度聞いたら忘れられません。
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