【名 称】日本の歴史的カメラ選定品３２1機種【説明】「日本の歴史的カメラ」とは、簡単に言えば、日本で初めて何か新しい機能を採り入れたカメラのことです。歴史的カメラの選定と収集は、日本カメラ博物館の運営母体である財団法人日本カメラ財団が、１９６９年昭和４４年に創立１５周年を迎えたときに、日本のカメラの発展の歴史を永く世にとどめるため、本財団の創立者であり初代理事長であった森山欣司（故人）の呼びかけで記念事業として始めたものです。＞歴史的カメラの選定は、現在、森山眞弓理事長が委員長となって、写真とカメラの歴史に詳しい中立的な学識経験者を委員とする「歴史的カメラ選定委員会」が行っています、２００３年現在で７２１機種ですが、明治の終わりから大正初期のカメラで所在の分からないものが多く日本カメラ博物館に所蔵されている歴史的カメラの数は、６８３機種となっています。この本は、歴史的カメラに指定された７２１機種全部について、カメラ名メーカー名、歴史的カメラとして認定された理由、発売当時の価格を記載したものです。今や世界一といわれる日本のカメラが、どのように発展してきたかという歴史をたどる上で、貴重な文献の一つです、その文献にもとずいてコレクションされたカメラです。３２1機種