チン、ウンスク(陳銀淑 1961- ) / 『チン・ウンスク・エディション』 ベルリン・フィル、サイモン・ラトル、サカリ・オラモ、クリスティアン・テツラフ、バーバラ・ハンニガン、他(2CD+1BD) 【CD】:HMV&BOOKS online 1号店

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写真同じです【CD 1】
◆ ヴァイオリン協奏曲第1番 (2001) クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 サー・サイモン・ラトル(指揮) 収録:2005年4月28日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)◆ チェロ協奏曲 (2006/08, rev.2013) アルバン・ゲルハルト(チェロ) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 チョン・ミョンフン(指揮) 収録:2014年5月10日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
【CD 2】
◆ 『セイレンの沈黙』(ホメロスの「オデュッセイア」とジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」による) (2014) バーバラ・ハンニガン(ソプラノ) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 サー・サイモン・ラトル(指揮) 収録:2015年6月25日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)◆ 『コロス・コルドン』 (2017) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 サー・サイモン・ラトル(指揮) 収録:2017年11月25日、東京、サントリーホール(ライヴ)◆ ピアノ協奏曲 (1996/97) キム・ソヌク(ピアノ) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 サカリ・オラモ(指揮) 収録:2021年6月5日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)◆ 『ロカナ』 (2008) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ダニエル・ハーディング(指揮) 収録:2022年10月15日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
【Blu-ray Disc】 (リージョン:Worldwide)
◆ 映像:ヴァイオリン協奏曲第1番を除く上記演奏 (112分) 画面:Full HD 1080/60i, 16:9 音声:2.0 PCM、7.1.4 Dolby Atmos◆ 映像:チン・ウンスクのインタビュー (45分) 画面:Full HD 1080/60i, 16:9 音声:2.0 PCM、7.1.4 Dolby Atmos 字幕:英、独、日、韓◆ 音声:上記演奏 2.0 PCM Stereo 24-bit/48kHz(ロスレス・スタジオ・マスター音源)◆ 音声:上記演奏 7.1.4 Dolby Atmos 24-bit/48kHz(ロスレス・スタジオ・マスター音源)
【特典】
◆ ハイレゾ音声ダウンロード:上記演奏 2.0 PCM Stereo 24-bit/96kHz◆ 「デジタル・コンサートホール」7日間無料視聴 ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」7日間無料視聴チケット・コードを封入。
 作品情報【ヴァイオリン協奏曲第1番】チン・ウンスクのヴァイオリン協奏曲は、伝統的な手法とは一定の距離を置いています。5度音程、開放弦から生まれる音高、それらに付随する倍音、そして打楽器群がなす音響背景という要素から楽曲を構成し、特に打楽器群は、オーケストラ内部のアンサンブルとして、集合的なソロ楽器のような役割もあり、チン自身が心酔しているバリ島のガムラン音楽の影響が感じられます。【チェロ協奏曲】アルバン・ゲルハルトに献呈されている『チェロ協奏曲』(2006-08、2013改訂)は、BBCの委嘱によって作曲されました。アルバン・ゲルハルトの凄まじいヴィルトゥオジティを念頭に置いて書かれた『チェロ協奏曲』は、『ヴァイオリン協奏曲』や『ピアノ協奏曲』とは異なり、彼女自身も「この曲で主眼を置いたのは、ソリストとオーケストラの対抗です」と述べているようにヴィルトゥオジックな作品。韓国の伝統芸能「パンソリ」を模しています。【セイレンの沈黙】『セイレンの沈黙』は、沈黙の音楽ではなく、ヴィルトゥオジックなオペラの劇唱のような作品。独唱は、表情豊かな“声のアクロバット”を立て続けに聞かせ、ソリストのバーバラ・ハニガンは、この分野における第一人者であり、その演奏は息をのむようなドラマティックな感受性を披露しています。チン・ウンスクが独唱のテクストとして選んだのはホメロス「オデュッセイア」、そしてジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ」。【コロス・コルドン】チン・ウンスクが、2017年のベルリン・フィルのアジア・ツアーのために書き上げ、サー・サイモン・ラトルに献呈した作品。直訳すれば「弦(/紐/糸)の舞踊」。チン・ウンスクは、天文学と宇宙論の2つの学問領域に関心を寄せており、彼女は本作の作曲中、宇宙の歴史について考えていた、というほど。古代ギリシア語で「弦の踊り」を意味する曲名どおり、本作では弦楽器群に別格の役割が与えられ、最初の小節から最後の小節まで、音楽を推し進めていきます。【ピアノ協奏曲】チン・ウンスクにとって、ピアノは最も身近な楽器。ピアノの響きは、幼少期から音楽的な“発見の喜び”を感じていたといいます。しかし、彼女が3曲の『ピアノ・エチュード』を作曲したのは34歳になってから。その翌年に書かれた『ピアノ協奏曲』で、ピアノの可能性を存分に探究しています。チン・ウンスクは、独奏楽器とオーケストラという編成の中に新たな可能性を見出し、各奏者が共同する「超楽器」という概念を発展させてきました。これは『ヴァイオリン協奏曲』同様にバリ島のガムラン音楽から着想を得ています。『ピアノ協奏曲』では、独奏者の溢れんばかりのヴィルトゥオジティが、オーケストラへ、多彩な打楽器群へ、続いて木管楽器群および弦楽器群へと波及していきます。【管弦楽のための『ロカナ』】『ロカナ』は、サンスクリット語で「光の部屋」。チン・ウンスクは虹色に輝く『ロカナ』で光線の反応を音楽で表現しています。(輸入元情報) 作曲家情報 チン・ウンスク・トピック◆ 教会にピアノが設置チン・ウンスクの父親は長老派教会(プロテスタント)の牧師で、チン・ウンスクが2歳の時に教会にアップライト・ピアノを設置。幼いチン・ウンスクは、ピアノで遊ぶようになり、7歳か8歳の頃には父の教会でおこなわれる結婚式で、結婚行進曲などを演奏するようになっています。◆ 映画「ガス灯」の音楽に感動梨花女子大学付属校の小学生だったチン・ウンスクは、友人の家のテレビで見た映画「ガス灯」の中のピアノの音楽に感動するものの、当時は曲名はわからずじまい。その後、家の手伝いをして得たお小遣いを貯めて楽譜を購入し、その中に「ガス灯」で聞いたピアノ曲、ベートーヴェンの悲愴ソナタを見つけたのは2年後のことでした。◆ レコードでオーケストラ鑑賞中学校に進むと、音楽鑑賞室にブラームスやチャイコフスキー、ベートーヴェン、モーツァルト、ストラヴィンスキーなどたくさんのレコードがあったことから、鑑賞の時間が楽しみになり、放課後にブラームスの1番を何度も聞いたりしたほか、あまりに熱心だったために音楽教師から作曲家になることを勧められています。◆ 中学校の隣でオーケストラ演奏会当時のソウル市でクラシックのオーケストラ演奏会が開催できるホールは世宗文化会館(約3,000席、旧称:ソウル市民会館)くらいでしたが、1972年12月に火事で全焼したため、1978年に新しい世宗文化会館(3,022席)が開場するまでの5年半ほどは、チン・ウンスクの通う中学校に隣接した梨花女子大学の大講堂(約2,800席)が主に使われていました。これにより、ソウル市立交響楽団(ソウル・フィル)のほか、外来オケのコンセルトヘボウ管弦楽団やスイス・ロマンド管弦楽団なども身近になったことで、チン・ウンスクにとってオーケストラは特別な存在となっていきます。◆ 図書館の楽譜を写譜して勉強中学時代のチン・ウンスクは、韓国での楽譜の流通事情が良くなかったこともあり、梨花女子大学の図書室でチャイコフスキーの交響曲の楽譜などを借りて写譜して勉強していました。やがて、お金が貯まると、念願だったブージー&ホークスの「春の祭典」を買い求めて舞い上がってもいます。◆ ソウル大学でカン・ソクヒに師事1981年、独学だったチン・ウンスクは、3度目の挑戦で難関のソウル大学作曲科に入学。韓国現代音楽界の草分けとも言われ、電子音楽にも強く、ベルリンでユン・イサン[1917-1995]とボリス・ブラッハー[1903-1975]に長く師事していたカン・ソクヒ[1934-2020]に1982年から師事。1984年に卒業制作として作曲した「Gestalten(ゲシュタルテン)」がユネスコ国際作曲家会議室内楽部門とカナダのISCMワールド・ミュージック・デイズから高く評価されて注目されるようになります。◆ コンクールで優勝し奨学金も確保1985年、アムステルダムの ガウデアムス財団が主催する国際作曲コンクールに「スペクトラ」を出品して優勝。ハンブルクのリゲティ[1923-2006]に自作を送ったところ受け入れるという返事があり、ドイツ学術交流会(DAAD)から奨学金を支給されてドイツ留学が始まります。◆ リゲティに師事…

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