御存知！ジューダス・プリ―スト中期の大傑作「背徳の掟」三十周年記念限定仕様盤 貴重な全盛期ライヴ音源二枚組付輸入盤
未開封新品でございます。

内容は言わずもがな。
前作「復讐の叫び」が大ヒットしたものの、スタジオ録音とライヴのギャップが結構感じられたアルバムであった事が反省としてある模様。
この「背徳の掟」は極力オーバーダビングを控え、ライブでのパフォーマンスに近い音造りとなっております
（後のメタリカの「マスター・オブ・パペッツ」の音の有り方にも繋がる感がございます）。
但し、前作にあったアメリカ応用作「黄金のスペクトル」路線を極力排除、徹頭徹尾メタル路線と言うのがミソ。
後の大傑作「ペインキラー」にも繋がる音楽性となっております。
楽曲・演奏の質は非常に高いもののよくぞこの音楽性であれだけ売れたものだとの感がございますが、前作よりセールスが落ちたのは事実。
次作の企画で後に登場する「ノストラダムス」コンセプト二枚組を提案するもレコード会社却下。
妥協企画「メタルサイド」「ポピュラーサイド」音楽性分け二枚組も敢え無く却下。

現在では名盤の誉れ高い、当時は問題作の「ターボ」を産み出す事となります。
この企画盤。新たにリマスター化されておりますが、そもそもこの「背徳の掟」は低音中心の音造り。
嘗ての初CD化の際には上手く音調整が出来なかった事でファンの不満が大いにございました。

その後のリマスター化で良くなったもののちと不満が残るところがございましたが、
この三十周年企画盤は当時のプロデューサートム・アロムを制作に加えている事がミソ。
非常に良心的なリマスターが成されており、
(完全ではございませんが)嘗てのアナログ盤に非常に近い音質となっております。
さて、企画盤の目玉未発表ライヴ音源二枚組。
１９８４年５月５日カリフォルニアロングビーチ・アリーナでの実況録音。
正に全盛期・徹頭徹尾メタル時代・ファン待望の貴重音源でございます。
きちんとラジオ放送用に公式収録されたもので更にはリマスター化されており、
トム・アロムが絡むからでしょうか？「背徳の掟」と似た音造りとなっております。
キチンとマスターテープからリマスターされている模様で非常に音質は良いもの、
但し演奏の差し替えとか過剰な音の調整は行われていない模様で非常に生々しいライヴが聴かれます。
勢い余って、という感のある演奏・アンサンブルの面がございますが、されど全盛期鉄壁アンサンブル。
とりわけイアン・ヒル/故デイヴ・ホーランド(ex-Trapeze)のリズム隊は非常な聴きもの。
デイヴ・ホーランドのハイハット演奏の細やかさにも注目でございます.
(しかしブックレットから写真が外されているのは何かねぇ.....ではございますが........)
「罪人」とかテンポが極度に早い楽曲は若気の至りとでも言うでしょうか？凄まじいところがございます.......................
六十年代後半～この辺りに掛けてでございますが、HR/HM、プログレ関連に限らずポピュラー系ヒット作が多数ございましたが、
よくぞあの内容で売れたものだとの感がございます...............
如何に当時の音楽ファンの感受性がジャンル問わずで非常に豊かなものであったか、
この「背徳の掟」一つからも窺う事が出来るものと存じます......................................................................................
この機会に是非。
注：発送方法は変更になる場合がございます。宜しくお願い致します。