写真同じです最高級の性能を備えたTosca、新たな高みへ

発売当初より、プロフェッショナルや上級者はもちろん、学生さんにも大変な人気を博しているTosca。
芯のある色彩豊かな響きが特徴のこのモデルを、Low Dの仕様にて製作。
全体を軽量化し、管の長さを短くすることで、さらにレスポンスがよくダイナミックな鳴りを実現しました。

さらに、付属の延長管を装着することで、最低音をLow Cまで出すことが可能。
曲目によってこれらの音域が必要となることはもちろん、より重厚かつ存在感のある音色で演奏することができます。

音孔(トーンホール)を2つ備えたオリジナル・レジスターシステムにより、クラリネットにとってネックとされるブリッジ音域(開放付近)の音質や音程がより安定。すべての音域で均一かつ美しい響きを作りやすくなっています。

低音部のキイについても、既存のToscaと同様の操作性に優れたダブルD(左手小指･右手小指)＆ダブルE♭(右手小指・右手親指)仕様。
また、最低音のローラー連動システムも搭載されています。

レスポンスの良さや軽やかな鳴り、ソリスティックな響きを求めるときにはLow D。
重厚で包み込むような低音を求めるときにはLow C。
演奏される曲目や演奏時に重視したいポイントによって、ショート管とロング管を使い分けることのできる画期的な構造。
より快適な操作性と吹奏感を兼ね備え、奏者の表現に寄り添ってくれるモデルです。

NHK交響楽団 松本健司先生
パリ国立高等音楽院クラリネット科を“レオン・ルブラン特別賞”を得て卒業し本格的な演奏活動を始める。
第６回日本木管コンクール、第４回日本クラリネットコンクール、第22回トゥーロン国際音楽コンクール等で上位入賞後、2002年にNHK交響楽団に入団。現在、首席クラリネット奏者を務める。
また、トリオ・サンクァンシュ、室内オーケストラ「ARCUS」のメンバーとしても活発な演奏活動をする他、教育分野においては東京音楽大学兼任准教授、洗足学園音楽大学教授として後進の指導に力を入れている。