コンゴ民主共和国の内陸にあるクバ王国と呼ばれる地域で生産されている、幾何学模様がたいへん美しい伝統的な布です。
クバ布はその謎めいた幾何学模様の美しさから世界中にファンが存在し、 マティスやクレー、ピカソらの芸術にも影響を与えたと言われるテキスタイルです。
中でもマティスは「赤い室内、青いテーブルの上の静物」という作品において影響がはっきり伺え、コレクターとしても有名で、彼のアトリエの壁にはクバ布が何枚も飾られていました。
王国内にはいくつかの人種が混在しており、「クバ布」と通称される布は大きく「ショワ(Showa)」と「ブショング(Bushong)」の二種類に分けられます。
今回の出品は「ショワ布」になります。
ショワ人が作るクバ布は草ビロードと呼ばれ、ベースのラフィア椰子の葉の布に刺繍を施してデザインされます。
額に入れても、そのままで壁に飾っても素敵です。
ご自身のセンスでお愉しみください。
素材: ラフィア椰子
サイズ:約45cm×55cm
ハンドメイド、アンティーク品のため、ゆがみや経年によるほつれ等がみられますが、それが味わいとなっています。
あらかじめご了承の上でご入札くださいませ。