写真同じです・収穫地:ヴェネト州/ヴィチェンツァ、トレヴィソ・キャップ:赤西アジア、西ヨーロッパで良く知られています。成分:糖分、リンゴ酸、ビタミンC、ペクチン等効能:実は強壮剤、収斂剤として使用されます。古代ローマ人にとっては神聖な植物とされており、ローマの創立者ローモロはローマの国境に線を引くのに、この木で作られた槍を使いました。長命の小さい木で、葉が生える前に黄色い花が咲きます。夏に熟す実は赤で、オリーブと同じくらいの大きさになります。◆このグラッパをつくりだしたヴィットリオ・カポヴィラは、イタリアにおける蒸留のテクニックを全てかね揃えた人物であり、"Kaiser of Monte Grappa"~モンテ グラッパの皇帝~と呼ばれ、その他にもイタリアのベスト蒸留家が毎年選出される"Destilate of The Year"にも何度も選ばれており、数々の金メダルを獲得する、国際的にも有名な人物でもあります。モンテグラッパの皇帝ヴィットリオ・カポヴィラは、果実の中で最上質なものだけを醸造します。イタリアの最も日差しを浴びる土地で、果実は本来の力を発揮できるよう育てています。カポヴィラでは完熟した果実を得る為に、中には手では収穫を行わず樹の下にネットを張り自然に落ちてくるのを待つものまであります。また、蒸留方法にはカルダイア(大きな鍋)への熱の与え方により、3つに分類されますが、カポヴィラは、カルダイアが二重になっていて内鍋、外鍋の間にできる隙間に熱湯を通してアルコール分を蒸発させる湯煎式を採用しています。この方法は、非常にデリケートな抽出ができる優れた方式ですが、時間とコストがかかります。大きい蒸留所ならば1時間で3000Kgの果実を蒸留できますが、カポヴィラは3時間で果実の150Kgしか蒸留しない為、年間1万本程度しか造れません。またピュアな果実の味わいを楽しんでもらう為に複数のフルーツを混ぜたり砂糖を加える事は一切行いません。今、果実蒸留の依頼を最も受ける希少で有名な蒸留所といえます。(※カポヴィラはヴェネト州バッサーノ・デル・グラッパの近くにある「グラッパの心臓部分」とも言われるドルフィン渓谷にある傑作を輩出する蒸留所として知られています。)※果物毎にキャップの色が異なります。タグの裏に簡単なインフォメーションが記載されております。