Vitra(ヴィトラ).03(ゼロスリー)チェアMaarten Van Severen(マールテン・ヴァン・セーヴェレン)デザインスタッキング可能:FELICE店
Vitra(ヴィトラ).03(ゼロスリー)チェアMaarten Van Severen(マールテン・ヴァン・セーヴェレン)デザインスタッキング可能:FELICE店
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写真同じです.03(ゼロスリー)一見すると控えめなデザインの「ゼロスリー」 ですが、座った瞬間にその驚異的な快適性に驚かされます。弾力性のある一体型のポリウレタンフォームで作られたシートシェルは、背もたれに埋め込まれたバネによって支えられ、座る人の体に合わせてしなる構造。印象的なのは、滑らかな美しいフォルム。このデザインは建築家ミース・ファン・デル・ローエが提唱した言葉「Less is more(少ないことはより豊かなこと)」を彷彿とさせ、華美な装飾ではなくシンプルで普遍的なデザインこそ、長く引き継がれる美しさがあるということを改めて教えてくれるようです。
Maarten Van Severen
(マールテン・ヴァン・セーヴェレン)
ベルギー、ゲントのArt Academyで建築を学び、1986年に最初の家具をデザイン。翌年には自身の事務所を立ち上げ、完全に工業化することが難しい独自のデザイン家具の生産に注力。
デザインから製造までを一貫して行うプロセスは、彼の仕事の礎でした。この一連の流れを実行するため、椅子やテーブル、シェーズロング、シェルフ、キャビネットなどありとあらゆる家具を調査。デザインだけでなく、素材や構造についても調べた結果、彼は必要なソリューションを見つけ出し、1990年には建築家のレム・コールハースと親交を深め、インテリアデザインの仕事も手がけるようになりました。
セーヴェレンとヴィトラの協働は1996年に始まり、これが彼のキャリアに新たな局面をもたらしています。この頃から彼は新しい素材を使って作品を広く世に出していき、2005年にゲントで亡くなるまで、ヴィトラと共に他に類を見ない家具を多数生み出しました。
Vitra
(ヴィトラ)
1950年創業、スイスのビルスフェルデンにの本社を置く家具ブランド。
1957年以降イームズシェルチェアで有名なチャールズ&レイ・イームズや、ジョージ・ネルソンらがデザインした家具の製造を開始。人間工学に基づいた家具作りを研究し、その確かな技術はオフィス家具のみならず、ホームユース家具やインテリアアクセサリーにも反映されています。
現在も国際的に評価の高いジャスパー・モリソン、ジャン・プルーヴェなど、著名なデザイナーが手がけた名作家具やアクセサリーの商品開発を手がけ、家具製造の他にショップ空間やオフィス環境のサポート、公共機関のインテリア提案、名作家具や国際的建築家による建物を所有、その研究など活動の幅は多岐に渡ります。
ヴィトラは全てのデザイナーを “authors” =「著者」と呼び、デザイナーや遺族とともに考え生み出された製品は、紛れもなく「オリジナル」=「本物」。機能性や耐久性に優れ、環境や社会にとって有益であることも製品にとって大切な要素の一つ。こうして作られるヴィトラ製品は時を経てもその価値を失うことなく世代を越えて受け継がれ、時を重ねるにつれ味わいを増し、魅力を深めます。