写真同じです
ボディシェイプは、ヤマハ伝統のLL（オリジナルジャンボボディ）スタイルを採用。豊かな音量、幅広いダイナミックレンジ、バランスに優れたトーン、美しく透明感のあるサウンドが特徴です。ジャンボボディといっても、トラッドウエスタン（ドレッドノート）シェイプとボディサイズはあまり変わりがないので、ボディの大きさを気にすることなくオールマイティーに使えます。

ボディトップ材には、レスポンスのよい柔らかめなサウンドが特徴の「イングルマンスプルース単板」、サイド＆バック材には、芯の太いきらびやかな音色が特徴の「ローズウッド」を採用。トップ材には、ヤマハが独自に研究・開発した木材改質技術「A.R.E.」処理が施され、バランスが良く耳障りな倍音成分の少ない、熟成された温かみのあるサウンドが特徴です。

- A.R.E.（Acoustic Resonance Enhancement） -
「A.R.E.」は、2008年にモデルチェンジした手工モデル「L36 ARE」「L26 ARE」で初めて採用して以来、高い評価を得ているヤマハ独自の木材改質技術です。薬品類を一切使わず、温度、湿度、気圧を高精度に制御することにより、製材後長期間を経た木材の経年変化と同様の変化を短期間で生み出すことによって音の伝達と振動効率を上げ、中低音成分の伸びの促進と高音成分の立ち上がりの増大や減衰の高速化を実現します。ギターの表板にこの処理を施すことで、バランスがよく耳障りな倍音成分の少ない、まるで長年弾き込まれたヴィンテージギターのような熟成された温かみのあるサウンドが得られます。


表板の振動をギター各部へ伝達するブレイシングには、新デザイン「ノンスキャロップ・Xブレイシング」構造を採用。木の自然な鳴りを最大限に引き出し、より深く、豊潤な中低音を実現します。また、ハイポジションからローポジションまで、安定したグリップ感と滑らかな演奏性実現するネックには、反り、ねじれが発生しにくく安定したネックコンディションを保つマホガニーとローズウッドによる5層構造ネックを採用。順反り・逆反りの両方向に力が効くダブルアクショントラスロッドも採用しています。

さらに、現代のギタリストのニーズにマッチしたパッシブタイプのピックアップも搭載。サドル下の各弦ごとにピエゾ素子を設置。ギターボディに電源を必要としないパッシブタイプで、プリアンプや電池ボックスをギター本体に装着しないため、アコースティックギターの外観はそのままに、Lシリーズのダイナミックなサウンドを忠実に再現します。ピックアップが生音に与える影響を最小限に抑えつつ、バンドでの演奏時にも、際だった存在感を放ちます。

- L Series -
発売から40年の歳月を経てもなお、名器として幾多のアーティストに愛用され続けているLシリーズ。長年培ってきたギター制作の技とLシリーズならではの構造を継承しつつ、現代のギタリストが求めるサウンドと演奏性を高いレベルで実現しています。ギタリストの想像力を掻き立て、そのメッセージを忠実にサウンドに昇華する。それがヤマハLシリーズです。


ブランド
YAMAHA


機種名
LL6 ARE


ボディシェイプ
LL Original Jumbo


ボディトップ
Solid Engelmann Spruce（A.R.E.）


ボディサイド＆バック
Rosewood


ネック
Mahogany＆Rosewood 5ply


指板
Rosewood


ナット幅
44mm


弦長
650mm


ピックアップ
Original Passive Type


色
Brown Sunburst


付属品
Light Case