御存知！ユーライア・ヒープ全盛期の大傑作ライヴ盤「ユーライア・ヒープ・ライヴ」日本独自リマスター紙ジャケット仕様限定盤未開封新品でございます。
日本独自のK2 24BIT MASTERING方式でございますが、本国リマスターのグレードアップ版の模様でございます。
アナログ的で非常に良心的な音質でございますが、くっきりとした分離の良いもので音に厚みがあるものとなっております。
内容は言わずもがな。
ラインナップは、Mick Box(G、Vo)、Ken Hensley(Key、G、Vo)、David Byron(Vo)、Lee Kerslake(Ds、Per、Vo)、Gary Thain(B、Vo)の全盛期となります。
１９７３年１月２６日イギリスバーミンガムバーミンガム・タウン・ホールでの実況録音でございます。
数か所の録音を行ったものの、技術的に失敗。背水の陣で臨んだものでございます。
メンバー曰くは(会場のあり方で録音が)期待出来なかったの事でございますが、驚くほどに音質は良いものでございます。
ブリティッシュ・ロック界屈指のリズム隊とも言えるテクニカル系のリズム隊を含む全盛期ラインナップにより、過去の楽曲も演奏・アンサンブルが非常に巧みになった感がございます。
前年１１月に前作「魔の饗宴」リリース後、翌年３月に本作リリースという非常にハチャメチャなハードスケジュールもあってか？非常に生々しいライヴ録音となっております。
音の調整は成されているのでしょうが、オーバーダビングはあまり....という感がございます(スケジュールの都合でしょうか？)。演奏も細かいミス等は残されており、それがライヴ盤として魅力あるものになっております。
スタジオ作とは異なるライヴならではのアレンジが興味深いものでございます。最後のメドレーはバンドの体質を現したものの感がございます。
当時の来日公演では、「イエスとは違う！」とか頓珍漢な批判を受けておりましたが、ジャンル分けが弱かった時代ならではの論評なのかもしれません........音楽を聴けば明らかに音楽性は異なるものではございますが.........
当時はアナログ盤の収録時間制約もあり、全貌ではございませんが全盛期のライヴ演奏を聴かれる貴重なものでもございます。オリジナル録音はCD1に収められており、区切りなく聴かれるものでございます。
全盛期ライヴの全貌を補うかの如く、CD2には全盛期時代の貴重なライブ録音を収録致しております。
CD1との楽曲の重複は少なく、貴重な楽曲のライヴ録音が含まれており、その意味でも貴重でございます。
１９７３・１９７４年録音のラジオ放送用スタジオ・ライヴ録音４曲及び後に「Shepperton '74」としてリリースされるもののテイク違いで「映像用ミックス」が収められております。
後者はミックス違いでも別物に聴こえるもので、非常に興味深いものでもございます。演奏・アンサンブルは言わずもがなの全盛期、でございます。
結果的にスタジオ作・ライヴ作の出来・あり方がハードスケジュールから生まれたものとも言えますが、それが創造性やバンドの消耗に拍車をかけていった感もございます................
レコード会社の世界的再編により日本での配給権が移動となり、当時の配給レコード会社によるこの独自リマスター方式のカタログは皆廃盤となっております。
日本独自リマスター方式採用の紙ジャケット仕様盤は入手が非常に困難。この機会に是非。
注：発送方法は変更になる場合がございます。宜しくお願い致します。