【P5倍(26日まで)】超辛口純米酒 船中八策/司牡丹 1800ml×6本 (地酒):ワイン本舗 ヴァン・ヴィーノ

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この酒屋が、司牡丹酒造の前身であります。以来、佐川の地に伝統正しい酒造りが受け継がれ、大正7年(1918年)、佐川の酒造家が結集して近代企業として株式会社を設立。そして佐川出身の維新の志士、明治新政府の宮内大臣も務めた田中光顕伯爵(坂本龍馬、中岡慎太郎亡き後の陸援隊長)は、この佐川の酒を愛飲し、「天下の芳醇なり、今後は酒の王たるべし」と激励の一筆を寄せ「司牡丹」命名。「牡丹は百花の王、さらに牡丹の中の司たるべし」という意味であります。
酒造好適米の最高峰「山田錦」は、酒造りには最適ですが大変作りづらく、収穫量も少なく、価格も高価であるため、一般的には吟醸酒などの最高ランクの酒造りのみに使用されています。また、酒造りは「一麹、二もと、三造り」と言われ、「造り」の時に使用される「掛米」に比べて量は少ないですが、「麹」と「酒母」に使用される「麹米」「酒母米」が最も重要であると言われています。
司牡丹では、普通酒を含むほとんど全ての酒の「麹米」「酒母米」に、この「山田錦」を使用しています。「山田錦」の産地は主に兵庫県であり、司牡丹でも兵庫県産の「特上山田錦」を中心に仕入れていますが、平成8年より、永田農法での「山田錦」栽培に、高知県佐川町と窪川町にて取り組んでいます。ちなみに永田農法とは、農薬はもちろん、水や肥料も極力与えず、植物本来の生命力を引き出し、環境にもあまり負荷を与えないという自然な農法です。この「永田農法・高知県産山田錦」も含め、司牡丹の「山田錦」使用量は、使用原料米総量の実に15%以上に達しています。その他の使用米としては、「北錦」(兵庫)「アケボノ」(岡山)「雄町」(岡山)「オオセト」(香川)「吟の夢」(高知)「風鳴子」(高知)「土佐錦」(高知)「アキツホ」(高知)等です。
司牡丹では、仁淀川水系の湧水(軟水)を仕込水として使っています。四国山脈の連峰を源として太平洋に流れる仁淀川は、「日本最後の清流」として有名な四万十川を凌駕する水の透明度を誇り、「日本一水のきれいな川」とも言われている清流です。また、仁淀川は古来より「神河」と称され、、「風土記」の中に「神々に捧げるための酒造りに、この清水を用いた」とも記されている、伝説の神の川なのです。さらにこの仁淀川水系の湧水は、名著として名高い坂口謹一郎著「日本の酒」(岩波新書)の中に「水と名酒」として登場する名水でもあります。司牡丹の故郷佐川町は、この仁淀川の中流域に位置しており、周囲を山に囲まれた盆地であるため、この名水が豊富に湧き出しており、古くから酒造りの町として栄えた要因となっているのです。
司牡丹最後の広島杜氏として30年間活躍した加島義樹杜氏は、酒造りについて次のように述べています。「酒造りは子育てと同じ。自分の都合ではなく、相手の生活に合わせて作業しなければならない。赤ん坊が泣きだせば、深夜だろうと早朝だろうと母親は乳を与え、おむつを替える。何のためらいもなく無償の愛を与え尽くす。特に吟醸酒ともなれば、香りと味わいのバランスは両刃の剣。共栄点を見つけることが難しい。しかし、手のかかる赤ん坊ほど可愛いもの。ただただ、与え尽くすのみです。」
加島杜氏の酒造りの精神と技を確かに受け継ぎ、平成16年酒造年度より、社員としての杜氏、浅野徹(高知県出身)が就任します。約70年間の広島流軟水醸造法の伝統を引き継ぎ、新たに「司牡丹流」とでもいうべき段階に至ったといえるでしょう。
司牡丹酒造、竹村家の屋号は「黒金屋」と言い、慶長8年(1603年)より佐川の地にて酒造りを営んでいました。一方、坂本龍馬の本家「才谷屋」も、質商・諸品売買などと併せて酒造りを営んでいました。「才谷屋文書」によると、才谷屋と佐川の酒屋との間には頻繁な交流があったことが記されています。また、竹村家には、坂本龍馬からの手紙も所蔵されており、代々受け継がれています。
司馬遼太郎著『竜馬がゆく』の中でも司牡丹は龍馬が飲んだ酒として登場していますが、実際は龍馬の時代には司牡丹の酒名はまだ付けられていませんでした。もちろん酒名はまだでも黒金屋の酒自体は存在していたので、両家の関わりから考えれば、当然龍馬もこの酒を飲んでいたことでしょう。
戦後日本復興の立役者、「ワンマン宰相」吉田茂首相もまた、土佐が生んだ偉人でありますが、彼の著書「世界と日本」の中には「味のお国自慢」として以下の文章があります。『先年、はじめて選挙に出ることになって高知へ渡った際、「土佐の酒はまずいから、よい酒を東京から持っていこう」と語ったことがある。これを伝え聞いた選挙区の有志たちから「土佐には自慢の酒がある」と叱られた。なるほど、土佐に着いて飲まされた酒は上等だった。「司牡丹」という名の酒で、以来その酒を愛用している。』昭和35年、遊説のために来高した吉田元首相は、司牡丹酒造を訪ね、当時取締役会長であった竹村源十郎と快談しました。この時、現会長の竹村維早夫が撮った記念写真と吉田元首相揮毫の色紙は、今も社宝として司牡丹酒造に所蔵されています。
「月刊カドカワ」平成5年1月号の「松任谷由実特集」に、「ユーミンにきく100の質問」というコーナーがあり、その中で「好きなお酒は何ですか。」という質問に対し、松任谷由実さんは、「司牡丹というお酒が好きです。」と答えています。彼女がコンサートなどで高知に泊まる際にはよく訪れる店がありますが、そこでも実際に司牡丹を愛飲されているとのことです。

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