希少な蒸留酒は蔵出し、割り当て品 Fine De Bourgogne Domaine Comte george De Vogue フィーヌ・ド・ブルゴーニュ ドメーヌ コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ 愛好家垂涎だ! シャンボール・ミュジニー最高峰の造り手、ヴォギュエが手掛けるフィーヌです。 芳香は贅沢な樽を使った香り、すべらかでリッチな口当たり。 ビターな中にも深い甘みと濃厚な味わいです。 さらに余韻として高貴なニュアンスが漂います。 フィーヌは、ワイン用ブドウの中から、ワインとするにはまだ若過ぎたりするブドウの果実を蒸留してつくられるお酒です。
ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエは、至高のブルゴーニュワインを追い求める者にとって、唯一無二であり、絶対の存在。シ
ャンボール・ミュジニー最高の生産者であり、ジョルジュ・ルーミエらと同様、その名を知らぬ者はいない程です。
ドメーヌの歴史は1450年まで遡り、今日のドメーヌ名となっているジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵が継承したのは1925年のこと。
現在、ドメーヌを所有しているのはヴォギュエ伯爵の孫娘たちですが、運営については、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ氏、醸造責任者のフランソワ・ミエ氏、販売担当者のジャン・リュック・ペパン氏という、俗にいうヴォギュエの三銃士によって行われています。
偉大な村シャンボール・ミュジニーとは?
ブルゴーニュで最も優美で女性的なワイン!
シャンボール・ミュジニーは北をモレ・サン・ドニ、南をヴージョに挟まれた人口僅か300人強の小さな村です。
ブドウ畑は特級、一級、村名すべて合わせて約180haと広くなく、生産者の数も20名に満たないほど。
元来シトー修道院に属していた由緒ある畑はいたずらに面積を増やすことなく、他の村と比べても全体的に高品質なワインを生み出し続けています。
シャンボール・ミュジニーの最大の魅力は、華やかで愛らしい香りとシルクのように滑らかな飲み心地。ブルゴーニュで「最も女性的」と言われる優美で可憐な味わい。
繊細で優美な味わいを生み出す特異なテロワール
シャンボール・ミュジニーのワインのスタイルを決定づける大きな要因の一つは、石灰岩を基盤とする土壌です。
固い石灰岩が地層深くの基盤層を占めており、その上の表土も他の村に比べて石灰質が多い傾向。石灰質が多い土壌はミネラルを豊富に含み、ブドウに繊細を与えてくれます。
また、扇状地と切り立った崖による起伏の大きい地形も特徴の一つ。
地層深くまで貫く亀裂が多く、樹の根が石灰岩の層まで深く伸びることでミネラル分を十分に吸い上げます。
そして三つ目の要因は標高の高さ。シャンボール・ミュジニーの畑は丘陵地の斜面に位置しているため比較的標高が高く、ブドウの熟成を過度に進ませることなく酸を保った状態で収穫することが可能です。
豊富なミネラル感と酸がシャンボール・ミュジニーの繊細で優美な印象を決定づけています。
北と南でそれぞれ異なる魅力を放つシャンボール・ミュジニー
シャンボール・ミュジニーのワインは、北端と南端に位置するボンヌ・マールとミュジニーという2つの偉大な特級畑が象徴するように、村の北部と南部でワインの特徴が異なります。
村の北端に位置し、モレ・サン・ドニの特級畑クロ・ド・タールの南側に接するボンヌ・マールは、コート・ド・ニュイ北部の村々に倣って比較的粘土質を多く含む土壌。
傾斜が穏やかなため表土が厚く、ジュヴレ・シャンベルタンのようにしっかりとした骨格のワインが生み出されます。
一方、南端のミュジニーは、石灰質の岩だらけのクロ・ヴージョに隣接。
勾配がきつい斜面のため土壌の層は薄く、地層の石灰岩が表土近くまで迫ってきており、石灰岩由来のミネラルが優美な骨格と緊張感のある気品を持ち合わせたワインを生み出します。
さらにそのミュジニーの直下に位置する特級畑並みの評価を受ける特別な一級畑がレ・ザムルーズ。
「ミュジニーの妻」とも呼ばれ鮮やかさや華やかさが際立ったそのスタイルは、格別の人気を誇ります。
2つのグラン・クリュ
1、ボンヌ・マール BONNES MARES
優れた熟成能力を備えたしっかりとした骨格。果実のコンポートや野性的な味わいが特徴。
2、ミュジニー MUSIGNY
豪勢な果実味と卓越したフィネス。「ビロードの手袋をした鋼の拳」と称される別格の特級畑。
代表的なプルミエ・クリュ
3、レ・サンティエ LES SENTIERS
粘土質の表土が厚い土壌から造られる、黒系果実の風味がたっぷり感じられる味わい。
4、レ・フュエ LES FUEES
ボンヌ・マールと同じ母岩で表土は薄め。野性的な果実味としっかりとしたストラクチャーが魅力。
5、レ・クラ LES CRAS
表土は薄く石灰質の強い土壌。繊細でミネラル感に富んだ個性溢れる一級畑。
6、レ・フスロット LES FEUSSELOTTES
フィネスに富んだワインを生み出す、シャンボールで最も深くて肥沃な土壌から成る平坦な畑。
7、レ・シャルム LES CHARMES
レ・ザムルーズに次ぐ一級畑。非常にチャーミングな果実味と豊満な丸みを持つスタイル。
8、レ・ザムルーズ LES AMOUREUSES
「恋する乙女たち」の名を持った特級と並ぶ銘醸畑。ミネラル感に富んだ極上のエレガンス。
言わずと知れた特級畑ミュジニーの10.85haの区画のうち、その70%に相当する7.2haを所有。ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、レ・ザムルーズは0.56haと、シャンボール・ミュジニーを代表する畑の数々を所有しています。
1970年代、80年代には低迷していた時期もありましたが、1985年より醸造責任者を務めているフランソワ・ミエ氏(写真:左)の手により、見事不死鳥の如く復活しました。
彼が実践した改革とは、生産量を抑え、その年の条件に合わせた造り方に変えること。
また、シャンボール・ミュジニーが持つ「エレガンス」を最大限に引き出すために特級ワインでも新樽の比率を低めに抑え、ブドウ本来が持つ味わいを生かすようにしたこと。
その結果、目を見張る高品質なワインを続々と誕生させ、ブルゴーニュきっての揺るぎない品質を保つ、誰もが恋焦がれるワインを生みだすようになりました。
ヴォギュエを語る上で外せないのが、「ブドウの樹齢」へのこだわりです。ヴォギュエのフラッグシップ、「ミュジニー」には樹齢25年以上の古樹しか使わず、25年に満たない樹のブドウはグラン・クリュのブドウであっても全てシャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュに回すというのは有名な話です。
また、ヴォギュエのミュジニーの畑には少量だけシャルドネが植えられており、かつては珍しい「ミュジニー・ブラン」という白ワインを造っていましたが、1992年にブドウを植え替えた結果、まだ樹齢が若すぎるという理由で自ら格下げし「ブルゴーニュ・ブラン」として販売しているというのも良く知られています。
そのようなこだわりについて、フランソワ・ミエ氏は次のように語っています。
「ワインのボディは技術で造れます。でも、余韻だけは絶対に造れない。地中深くからミネラルをふんだんに吸収するからこそ、永遠に続くかのような余韻を味わえる」。
シャンボール・ミュジニーの頂点に達してもなお、ワインのエレガンスやブドウの樹齢に強いこだわりを持ち、進化を続けている稀有な生産者であることがよく分かります。
「最も女性的」と表現される優美で可憐なワインの産地。
コート・ド・ニュイで最も「女性的」と表現されるシャンボール・ミュジニーのワインですが、最も繊細でエレガントなワインを生産できる理由は、その土壌と標高の高さにあると言われています。
土壌に含まれる石灰質の割合が他の場所より高く、亀裂も多いため、ブドウの根が岩を貫き地中深くまで成長。それによって多くの栄養分を吸い上げ、ミネラル感が強くなります。
また畑が小高い丘にあり標高が高く、ブドウの熟成を過度に進ませることなく酸を保った状態で収穫することが可能。
そのため仕上がるワインはエレガントな雰囲気と繊細な舌触りを備えています。
希少な蒸留酒は蔵出し、割り当て品
Fine De Bourgogne Domaine Comte george De Vogue
フィーヌ・ド・ブルゴーニュ ドメーヌ コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
愛好家垂涎だ!
シャンボール・ミュジニー最高峰の造り手、ヴォギュエが手掛けるフィーヌです。
芳香は贅沢な樽を使った香り、すべらかでリッチな口当たり。 ビターな中にも深い甘みと濃厚な味わいです。
さらに余韻として高貴なニュアンスが漂います。
フィーヌは、ワイン用ブドウの中から、ワインとするにはまだ若過ぎたりするブドウの果実を蒸留してつくられるお酒です。
ピノノワール種主体
蒸留酒 アルコール44%
大変な人気を誇り、入手困難を極めるワインです。