★Sevres(cit de la cramique)★ フランスが誇るセーブル窯はポンパドール婦人の助力もあって、王立窯として発展を遂げました。1759年、王立セーブル製陶所となり、今もフランスの文化と美を伝える優れた陶磁器を生み出し続ける国立セーブル製陶所の歴史はここに始まります。セーブルの功績は、国家的使命ともいえるフランス独自の意匠を確立し、完成度の高い芸術作品を作り続けてきたことにあります。18世紀、セーブルは東洋芸術の様式をうけつぎながらも、当代一流の化学者、画家、彫刻家、金工家の参加によって独自の世界を創造しました。「王者の青」「ローズ・ポンパドール」と呼ばれるセーブルの色、華美で鮮麗な装飾、独特の風合を持つソフトペーストなど、他の追随を許さないセーブル芸術が、宮廷文化の中に華開いたのです。盛名を馳せたセーブルも、国窯という背景から生産は非常に限定され、世の人々の目に触れることは少なく、「希少な陶磁器」と呼ばれました。今日に至っても、生産量は年間約6000ピースと限定され、そのほとんどがフランス国家のために作られます。この少量生産は、「最高の作品を作り出す」ための必然であり、その稀少性ゆえに、誇り高きセーブルの名声は一段と高まっています。
ブランド(原産国)
【セーブル・SEVRES】フランス
作品名(パターン)
Service Diane GUITET(Coupe pied haut)
サービス ディアンヌ ギィーテ(高脚コンポート)
原作制作年度
1970年 James GUITET(ジェームス ギィーテ)
成型年度
1986年
24K金彩装飾年度
1996年
作品サイズ
直径:32.5cm,高さ:20.5cm
特記事項
画像と実際の作品の色合い及び風合いは微妙に異なります。
ギフト包装
対応できません。
参考上代(定価)
オープンプライス
作品説明
Diane(ディアンヌ)となずけられたこの湾曲形のフォームは1940年に作られました。同柄は1970年にJames GUITET(ジェームス ギィーテ)が創作しました。銅版に彫りこまれた彼独自の金彩(24カラット)模様のデザインを白磁の上に絵付けし金の古色仕上げは700度での焼きで仕上がる。その後、金磨き専用工房にて 瑪瑙・赤鉄の磨き棒にて最終の完成作業が行われます。
【素材:セーブル工房で開発されたPAA(アントワーヌダルビス】
作品にはセーブル工房のロゴと成型年度、制作年度とデザインを手がけた
James GUITET(ジェームス ギィーテ)のサインが記されています。
原作者:James GUITET(ジェームス ギィーテ)1970年
1925年フランス、ナントで生れる。ナント国立美術学校およびパリ国立美術学校に学ぶ。
画家、彫刻家であると同時に建築業にもたずさわる。
相次いでアンジェ、ベルサイユ、パリで教授職につき名声を得ている。
彼の絵や彫刻はコレクショナーをはじめパリ近代博物館、国立図書館などに収められている。
彼が内装工事と共にフランス国立セーブル陶磁器製作所工房のために最初に手がけたセラミックの作品は1970年にさかのぼる。
☆Porcelaine blanche(ou P.A.A)白磁アントワーヌダルビ(白磁 P.A.A)☆
1965年にセーブル工房のアントワーヌ ダルビによって考案された白磁、1380℃で焼かれる。この素材はPNとPDの中間素材として調整、改良されたので多様な使用が可能。
★Sevres(cit de la cramique)★
フランスが誇るセーブル窯はポンパドール婦人の助力もあって、王立窯として発展を遂げました。1759年、王立セーブル製陶所となり、今もフランスの文化と美を伝える優れた陶磁器を生み出し続ける国立セーブル製陶所の歴史はここに始まります。セーブルの功績は、国家的使命ともいえるフランス独自の意匠を確立し、完成度の高い芸術作品を作り続けてきたことにあります。18世紀、セーブルは東洋芸術の様式をうけつぎながらも、当代一流の化学者、画家、彫刻家、金工家の参加によって独自の世界を創造しました。「王者の青」「ローズ・ポンパドール」と呼ばれるセーブルの色、華美で鮮麗な装飾、独特の風合を持つソフトペーストなど、他の追随を許さないセーブル芸術が、宮廷文化の中に華開いたのです。盛名を馳せたセーブルも、国窯という背景から生産は非常に限定され、世の人々の目に触れることは少なく、「希少な陶磁器」と呼ばれました。今日に至っても、生産量は年間約6000ピースと限定され、そのほとんどがフランス国家のために作られます。この少量生産は、「最高の作品を作り出す」ための必然であり、その稀少性ゆえに、誇り高きセーブルの名声は一段と高まっています。