アンカーの種類と言っても、沢山の形状やタイプがありますが、重量さえあればアンカリング効果が上げられるというわけではないので愛艇の大きさや、アンカリングさせる場所(底質)、潮の流れや風などの自然条件を考慮して選ぶ必要があります。

海底からアンカーを引き揚げる作業はかなりの重労働で、重いアンカーほど引き揚げるのは大変な作業となるので 小型艇でアンカーを自力で引き揚げる場合は、適応範囲内のなるべく軽いものを使用しなければなりません。

この新製品のダンフォース型アンカーは上記条件にぴったりなプレジャー艇では最も一般的でアンカリング効果の高いアンカーです。

爪（ブレード）の面積が大きく海底の凹凸や砂地にめり込んでアンカリングするので砂、砂利、泥などオールマイティーなアンカーです。このアンカーはシャンクとフルーク（ブレード）の角度が最適と言われている角度の約30～40°で海底と平行に引くと掛かりやすく把駐力、かき込み性能がとても優れています。また万が一、根掛かりした場合はクラウン部分の穴を利用して回収用ロープなどを繋げておけば、引き抜くことができます。