バンダイ製プラモデルHG 装甲騎兵ボトムズ ATM-09-ST スコープドッグ
拡張セット１・拡張セット２の3点をセットで出品。
旧タカラ製の1/35キリコフィギュア(未着色)が付きます(写真⑤)。
TVアニメ放送開始40周年を記念して発売された『装甲騎兵ボトムズ』主役機「スコープドッグ」
旧タカラや先行して発売されていたWAVE版を上回る広範囲可動ギミックを誇る未塗装プラキットです。
表記はノンスケールとなっており、ATの完成全高はWAVE版より背高となっていますが、
拡張セット２に付属しているパイロット立ち姿フィギュアを比較した限りでは他社の
1/35
とほぼ同じになっています(写真⑥)。
ところが、拡張セット１に付属する着座フィギュアを比較すると(写真③～⑤)、
BANDAI版(左)よりWAVE版(右)がかなり小さめです。
では、BANDAI版がオーバースケールなのかというとそうではなくて、
WAVE版が立ち姿フィギュアと比べても明らかに小さく造形されています。
これは、WAVE版が、設定全高からAT全身像を起こして、
その胴体コクピットに収納できるフィギュアを設計。
これに対してBANDAI版は、1/35フィギュアが騎乗できる胴体コクピットを設計し、
それを起点としてAT全体を設計したことによって生じた差だと思います。
従って、WAVEは設定を1/35にしたもの。
BANDAI版は設定画を実際の人間のサイズに合わせて1/35にしたもので、
後者がより大きめになっています。
なお、旧タカラ版では、コクピットスペースの無さを解決するため、
付属する着座フィギュアには下半身が造形されていませんでした(写真⑦)。
（2024年 2月 23日 18時 30分 追加）
写真⑥のWAVE版立ち姿フィギュアは出品物に含まれません。