【中古】 ペッテション(1911-1980) / Comp.symphonies: T.sanderling A.francis G.albrecht Ruzicka Honeck(Cond) 【CD】:HMV&BOOKS online 1号店

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写真同じです999281-2・交響曲第2番・交響的断章 BBCスコティッシュ交響楽団 アラン・フランシス(指揮)交響曲第1番を破棄してしまったペッテションにとって、交響曲第2番(1952~53年作曲)が最初に世に問うた交響曲でした。後年のような身を捩る悲痛さはまだまだ薄めで、普通の無調っぽい近代音楽が奏でられて行きます。ただ、途中で突然、モーツァルトの「フリーメーソンのための葬送音楽K.477」が、かき鳴らされたりするのは、なかなか興味深いところです。 『交響的断章』は、交響曲第11番と同じ1973年に作曲された作品で、ペッテションならではの身悶え悲痛系の音楽となっています。元来、スウェーデンのテレビ局の番組用音楽として書かれたものですが、ペッテションは遠慮会釈なく、痛恨の涙を絞り上げていきます。
999223-2・交響曲第3番 [39:38]・交響曲第4番 [38:25] ザールブリュッケン放送交響楽団 アラン・ フランシス(指揮)1994年録音。ペッテションの初期の交響曲は高く評価されてなかった分、再発見の価値があります。ここに収録された交響曲第3番(1954~55年作曲)と第4番(1958~59年作曲)は、これまでによく聴かれてきた悲痛なペッテションとは全く違ったものです。よりコンパクトですが、万華鏡のごとく絶えず変化する曲調で、より実験的色彩の強いものになっています。
999284-2・交響曲第5番 [40:51]・交響曲第16番 [24:23] ジョン=エドワード・ケリー(アルトサックス)  ザールブリュッケン放送交響楽団 アラン・ フランシス(指揮)1995年録音。自らの運命への絶望か、はたまた呪詛か。ペッテションの名を高めた中期の“悲痛”交響曲シリーズの開始を告げる第5交響曲(1960~62年作曲)です。ヴィオラ奏者でもあったペッテションの演奏家生命を絶ち、作曲をするためのペンを握る事すら不可能にした病苦に襲われる直前に作られたため、第6番以降のような透徹した悲しみよりは“脅迫的な程の不安感”が全曲を支配しています。 一方、完成した最後の交響曲となった第16番(1979年作曲)は、アルトサックスとオーケストラのために書かれた協奏曲風の作品です。初演はアーロノヴィチ指揮ストックホルム・フィルがおこなっています。癌に冒されながらも、精神的には安定していたといわれる晩年の作品だけに、音楽は不屈の推進力を秘め、敢然と奏でられていきます。なお、この曲のサックス独奏部は異様な超絶技巧が要求される難曲としても知られています。
999124-2・交響曲第6番 ベルリン・ドイツ交響楽団 マンフレート・トロヤーン(指揮)ペッテションの作品はトラウマとの闘いの所産であり、悲劇的人生への絶望的な叫びです。交響曲第6番(1963~66年作曲)は、自虐的なまでの厭世観の示された音楽が60分に渡って展開する独特の傑作です。
999190-2・交響曲第7番 [45:00] ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団 ゲルト・アルブレヒト(指揮)1991年録音。交響曲第7番(1966~67年作曲)は初演当時から高い評価を勝ち得たペッテションの代表的作品。初演はドラティ指揮ストックホルム・フィルがおこなっています。第6交響曲では「傷ついた心の哀しみ」程度だったのが、ここではすでに「心を蝕むような肉体の苦しみ」の境地にまで作曲者の魂が追いつめられている感すらします。実際、彼はペンも持てぬほどの強度の関節炎に苦しめられていました。ペッテションの交響曲は、悲しみを自覚するしか道はないと説き、予定調和的な救いは皆無です。
999085-2・交響曲第8番[50:00] ベルリン放送交響楽団 トーマス・ザンデルリング(指揮)1984年録音。20世紀最後の交響曲作家といわれるペッテションの17曲の交響曲中、最高傑作の第8番(1968~69年作曲)の登場です。初演はドラティ指揮ストックホルム・フィルがおこなっています。彼は悲惨な子供時代のトラウマを生涯引きずった上に、50年代半ばから作曲のペンも握れなくなった多発性関節症との闘いも余儀なくされました。第8交響曲は、悲劇的な人生に立ち向かう精神が透明な抒情の中で描かれた奇跡的作品です。ただ悲しい事にこの曲以降、彼の肉体的精神的重圧はその音楽すら歪めて行ってしまうのですが・・・
999231-2・交響曲第9番 [69:52] ベルリン・ドイツ交響楽団 アラン・フランシス(指揮)1993年録音。第7番と並んでペッテションの最も成功した作品といわれる第9交響曲(1970年作曲)です。初演はコミッショーナ指揮ヨーテボリ響がおこなっています。この曲は当初90分かかる空前の単一楽章交響曲と考えられていましたが、今回の録音で作曲者の指示通りにやると70分で済む事が判明しました。さて曲はまさに「苦悩の嵐」。自らの凄絶な人生への巨大な戦闘宣言(第6・7交響曲では「怨み節」)であり、その戦いに対する勝利感は一切なく、ただ曲の最後に一瞬だけ諦観的安寧が幻のように提示されるのみです。
999285-2・交響曲第10番・交響曲第11番 ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団 アラン・フランシス(指揮)第10番が1994年、第11番が1993年の録音。1970年から71年にかけて、ペッテションは重い腎臓病を患い、9か月に渡る入院生活を送ります。この入院期間中に書かれた(スケッチされた)のが第10番(1972年作曲)と第11番(1973年作曲)の交響曲です。ただ、この双子とも言える交響曲は、性格的には対照的なものを持っていると言われます。第10番は、病苦に苛まれ続ける自分の運命を嘆き悲しみ、外に向かって吐露した作品。一方の第11番は、世界中の抑圧され苦しんでいる人への想いを自己の内面に向かって昇華させた作品なのだそうです。確かに、第10番は呪わしい運命への嫌悪感が攻撃的なパワーに変じたような作品です。しかし、第11番がそう内省的かといえば、曲の冒頭となぜかイ短調の主和音で力なく終わるラストくらいなもので、あとは自己嫌悪的悲憤にあふれた仕上がりとなっています。
777146-2・交響曲第12番『広場の死者』 スウェーデン放送合唱団 エリック・エリクソン室内合唱団 スウェーデン放送交響楽団 マンフレート・ホーネック(指揮)…

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