アンティークシルバーニエロ嗅ぎたばこ入 れ円形
ニエロとは黒金ともいわれる銀・銅・硫黄や鉛の合金です。
銀などに彫刻してそこにニエロを象嵌して作られます。
大きめサイズで円形の嗅ぎたばこ入れです。
編みかごのような紋様が全体的に入っています。
中心にはベルトに囲まれたデザインでモノグラム等を彫り入れる
スペースがあります。細かなひっかき傷がありますがモノグラム等は入っていません。
側面にへこみやニエロの小さなはがれ、底面に大きなニエロのはがれがあります。
上面はごく細かなニエロのはがれはありますがあまり目立ちません。
蓋が閉まりづらくなっています。
蓋を開くと蓋の内側はほんのりと金色になっています。元々は内側に金メッキがかけてあったようです。
蓋の側面と底面に小さなマーキュリーの刻印が打たれています。
大きさがあるので様々な使い方が出来そうなケースです。

約8.3×8.2cm厚さ約3.4cm
19世紀末～20世紀初頭フランスへの輸入品またはフランスからの輸出品
シルバーニエロ