御存知！キース・エマーソン＆ザ・ナイスの再会ライヴ盤「VIVACITAS ―Live At The Glasgow 2002」 国内盤未開封新品でございます。
内容は言わずもがな。
かのキース・エマーソンが大きく世に出る事となった名バンド「The Nice」。
かのEmerson,Lake Palmerでの活躍が世界的には有名なのですが、この「The Nice」での活躍があってこそ、でございます。
こちらは２００２年イギリスグラスゴーでの実況録音。ハードディスク・レコーディングによる録音の模様。初期の頃ですのでちとディジタル臭さの感がございますが、音質は抜群。きちんとミキシング・マスタリングされている作品でございます。
タイトルはこうでございますが、ライヴの内容と言いますと「キース・エマーソン・活動回顧コンサート」完全版との感がございます。
『The Nice再会ライヴ～キース・エマーソン・ピアノ・ソロ・パフォーマンス～キース・エマーソン・バンドによる「ELP楽曲」ライヴ～全参加者セッション』となります。
Disc1の「The Nice再会ライヴ」でございますが、正直、内容からも窺えるように過去の「鬼気迫る演奏とかこの音楽性に賭ける」というものではございませんが、非常に纏まりのある演奏。
キース・エマーソンの機材のあり方やオリジナル・ギタリストデイヴ・オリスト未参加で再会ライヴに名を連ねる現代ハイテク系名手デヴィッド・キルミンスターもあって、現代色が強いものでございます。
されど、「The Nice」の特異性は変わらず、でございます。
Disc２に収められたものでございますが、ELPではございませんがかのデヴィッド・キルミンスターの存在もあって非常に興味深い解釈となっております。演奏も非常に纏まったものでございます。
全参加セッションは御愛嬌。ピアノソロ・パフォーマンスは昔程ではないもののキース・エマーソンの特異性が良く分かるものでございます。

Disc３にはクリス・ウェルチによる２００１年時のメンバーへのインタヴューとなっております。
結構興味深い内容となっております........................
Keith Emeronに関しては全体的に再結成ELP以降指摘されていた長年の酷使や負傷等によると言われる演奏のキレの弱さが感じられる感がございます(それがあの悲劇に繋がっていくとは言われますが......)。
されどスタイルは健在、演奏は良心的でございます。また敢えて演奏の差し替えは行わなかった感のあるライヴ盤ではございますが................そこも良心的ではなかろうかと...........................................
一世一代のミュージシャンとも言われる天才キース・エマーソン。
The Nice、ELP(盟友グレッグ・レイクも他界....)、ELPowell（全て亡くなられてしましたが.....）等、「キース・エマーソンの音楽サーカス」から生まれた音楽とは言われますが、
優秀なミュージシャンに支えられてできた事であるという事がこのライヴ盤からも伺えるものと存じます。

現在は入手が困難。是非この機会に。
注：発送方法は変更になる場合がございます。宜しくお願い致します。