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2.8Aから始まった大口径F2.8シリーズの中で、1250台しか作られなかった2.8Bです。
販売期間は1952年から1年と短命で、日本国内では販売されなかった機種です。
シリアルナンバーからすると最後から17台目、テイクレンズはツァイスイエナのビオメターです。
絞りは円形絞りです。
ローライフレックスシリーズの中で最初にBayIIIバヨネットが採用された機種ですので、2.8Fと同じBayIIIのフィルターやレンズキャップ、フード等が使えます。
シャッターは現在の倍数系列ではなく、大陸系列です。
１．外観
古い物なので当て傷・擦り傷・塗装禿げなどがあって、外観にはそれなりに使用感があるものの不潔感は無く、状態は良い方と思います。
２．レンズ
テイクレンズ（撮影レンズ）・ビューレンズ共に、若干の拭きキズ等はあるかと思いますが、クモリ・カビ・キズ・バルサム切れ等は無いです。
３．動作
ローライ認定修理店にてメンテナンスして貰ってあるので、動作は全て正常です。
なお、シャッターを押した時シャッターボタンの戻りがとても遅いですが、内部機構の関係で調整できないそうです。
戻りが悪い時は、シャッターボタンを指でつまんで軽く引っ張れば大丈夫です。
３．付属品
社外製レンズフード。