御存知！元ジェネシスピーター・ゲイブリエルの大傑作「Ⅱ」リマスター紙ジャケット仕様盤でございます。未開封新品でございます。
内容は言わずもがな。
前作に参加、その後のツアーにも同行した(当の本人は「やるんじゃなかった...」とか...なんだかな～)かのロバート・フリップをプロデューサーに迎え、制作されたこの「Ⅱ」。
ラインナップは興味深い名手揃い。
Peter Gabriel、Sid McGinnis(G)、御馴染みTony Levin（B）、Larry Fast（synth、prog）、御存知！Roy Bittan(Key、かのE-Street Bandの方)、Jerry Marotta(Ds)。後にAutomatic Manに参加するBayate等も参加もございます。
(Robert Frippの演奏参加が言われておりますが、共作曲はテープの流用的。他もギターのトーンがそうとは思えぬものがございますが..............)
前作はプロデューサーが大作主義的なものを多く手掛けるボブ・エズリンという事もあってジェネシスの音楽性に繋がる大作主義的な大仰さがございましたが、ここではかのロバート・フリップ。
自身の過去のKing Crimsonの音楽性を「恐竜文化」と呼び、忌み嫌い、現代音楽やニュー・ウェイヴへの接近を積極的に図っていた時代。
ピーター・ゲイブリエル自身もジェネシス的な大仰さから脱却を図った、その一致がこのプロデュース作と繋がったという事なのでしょう。前作の大仰さは消え、コンパクトな秀作が揃う傑作となります。
次作こそがピーター・ゲイブリエルとしての音楽性が確立したものではございますが、ここでの音楽的な土台や成果が次作に繋がると存じます。
後のピーター・ゲイブリエル・バンドの土台が出来た事も重要ではなかろうか？と..............
セールス的には前作よりは落ちるものの評価は非常に高いもの。
「3」にこだわるかのロバート・フリップの毎度御馴染み三部作の一つとして知られる名盤でもございます(当時はロバート・フリップの名が業界に恐れられ、お蔵入りしたものもございましたが.........)。
現在ではこの紙ジャケット仕様盤は入手が困難。この機会に是非。
注：発送方法は変更になる場合がございます。宜しくお願い致します。