2024年最新海外自作 無帰還 真空管アンプ(6EW7PPトランス入力 実測データ付き)

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商品情報

自作の無帰還アンプ(6EW7PPアンプ)です。高音質化のためにトランスによるバランス入力を採用しました。実測データ付きです。
素性の良いサンスイのトライアンプSM-35の出力トランス(15W級)と電源トランスを使ったステレオアンプです。
SM-35の出力トランスの端子は8/16/32Ωとタップが出ていたのでヘッドフォン(バランス出力)が使えるように製作しました。
ヘッドフォン使用時は電源トランスからの誘導が影響してややハムが感じられます。
(軽減させるためのコアリングも作りましたが効果はイマイチでした。)
入力トランスを使わないDirectアダプターでは問題ないです。
・電源部はチャンネル別に大型チョークを使って高音質化を図っています。
・出力管は内部抵抗の低い6EW7のPP回路を無帰還で設計・・無帰還の為にチャンネル間に1dB程度のゲイン差があります。
・ドライブ段と出力段は直結化でカップリングコンデンサーを省略
・トランス入力で重心の低い厚みのある音質(
トランスで位相反転)
・XRLコネクタによるバランス入力
・スピーカとヘッドフォンはスイッチで切り替え
・手持ち音質部品を投入
入力トランスはハイインピーダンス(20KΩ:20KΩ)のAmpex4580116-10で基本設計、音質チューニングを行いました。
入力トランスを変えたりDirectにしたりで音質変化が楽しめ、自分の欲しい音質が追及しやすいと思います。
完成後に実験的にAmpexのピン配置に合わせたアダプタでTamuraの7KΩ:10KΩ(CT)とトランスをパスする
Directアダプターを作って音質比較ができるようにしました。
周波数特性はいずれも良好で10
Hz-1dB50KHz±1dBに入ってい
ます。
また大型の出力トランスのお陰でパワーバンドワイズは30Hz~10Khz3.15W(ノンクリップ)が得られています。
実測データを
掲示していますので参照してください。
最大出力は4.5W (歪率6%1KHz) ですがペアー管によって差異があります。
付属する真空管はInternational製ですが、International製はバラツキがおおきかったので
NEC製1ペアを追加しました。
残ったペアは予備球として使えます・・・特性差が大きくとも聴感上での差異はありませんでした。
各トランスとアダプターの音質差(参考)・・自宅のAltec604-8Gと自作のバランス出力ラインアンプでの試聴結果です。
①Ampexトランス:トランス入力特有の重心の低い音質で、
低域の量感と
安定感があります。
②tamuraトランス:
重心の低い音質はやや薄れバランスが
高域に寄った感じで華やかな音質に変化します。
周波数特性でも50~60KHzに小さなピークがあり音質に影響しているようです。またAmpexトランスとは
距離感が変わります。
③Direct入力:特性的には一番広帯域ですが、超低域の
暗騒音と高域の伸びの為か聴感上のS/N感が減少します。
そのためか、トランスに比べてやや厚みが減少するように感じます。
①~③いずれも音質としてはレベル差がないので好みで決めれば良いと思います。
試聴は友人も交えた3名で行いましたがいずれも同じ感想でした。
XLR入力は基本バランス入力ですがアンバランスで使う場合はXLR-RCAアダプターで可能になります・・トランス装着時
Directではバランス出力が必須条件ですので注意が必要です。
メンテナンス用に回路図とアダプターの結線図をお付けします。
誘導ハムを軽減させるためのコアリングも付属しますが完ぺきではありません。
気になる場合はバランス出力のラインアンプで
Directアダプタの使用をお勧めします。
アンプの電圧ゲインは約2倍弱と低いのでラインアンプの使用が前提となります。
実用最大出力を3Wとした時の入力電圧は約2.5Vですのでラインアンプが必要となります。
入力インピーダンスはAmpexトランスとDirectアダプタ使用時が20KΩTamuraトランス使用時が14KΩです。
トランス入力にしてはインピーダンスが大きいので使いやすいと思います。
ヘッドフォン出力について説明します。
出力端子は前面にあり、2系統あります。
各チャンネル毎に出力するXLR-3Pと1つのコネクターで出力するXLR-4Pです。
適合インピーダンスは32Ωですがパワーがあるのでローインピーダンスからハイインピーダンスまで使用可能かと思います。
ゼンハイザーのHD-650(300Ω)を使っていましたが誘導ハム以外問題ありませんでした。
本体寸法:380*215*130H(シャーシ50H)重量約10Kg
付属品を含む梱包重量約13Kg
埼玉から120サイズでの発送となります。
(2024年 2月 19日 8時 24分 追加)
アンプの製作経緯について説明します。15W級OPTのPM***を使ったアンプを製作しましたアンバランス電流の許容値が
シビアで低域のパワーが取れませんでした。
そこで古いSM-35のトランスを試したところ、素直な周波数特性に加えアンバランス電流に強い事が分かりました。
1次インピーダンスが約5KΩPPだったので2A3PPも視野にありましたが、2.5V巻線がなく代替として2Aと同じ内部抵抗(800Ω)
の6EW7で試作を進めほぼ満足できるところまで追い込めました。
回路は直結なので本来は調整回路を使うのですがSM-35のOPTのお陰で無調整で済みました。
ある程度の確認は必要ですが掲示した特性が揃わない球の組み合わせでも、音質にさほど影響せず使用できると思います。
予備球もあるので音質への影響度合いなども実験できて面白いと思います。

自作 無帰還 真空管アンプ(6EW7PPトランス入力 実測データ付き)
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自作真空管 sansui SW-50-5/PV-145/現状品
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