【爆発的な人気】(翔)古伊万里 青磁 古九谷 古九谷青磁 江戸前期 寛文期 陽刻 牡丹 花形紅縁皿 平向付 1650-1670年代前後

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古伊万里:藍九谷江戸前期寛文期牡丹花形紅縁皿⑥
江戸前期の古九谷青磁、
この形珍しい!と思ったら...
柴田コレクションに同手が掲載されていました。
(柴田コレクション7、No163)
日本人が憧れた世界初の中国青磁、
その青磁をお手本に作られた日本初の古九谷青磁、
当時の日本の富裕層に大人気だったみたいです。
青磁色は、中国天龍寺青磁の色に近い感じです。
10枚ありましたが、ほぼ完品は7枚、
今回は単品でのご紹介です。
(5客組は既に販売済み、他に完品1枚、近日中に出品予定)
合わせてご覧下さい。
牡丹の花形器形、
陽刻で花弁を描き紅縁仕上げ、
繊細な文様がくっきり出ています。
裏は透明感のある釉薬がきらきらしています。
高台畳付けの土、
典型的な古九谷青磁の繊細な美しい土です。
青磁は意外とお料理を引き立てます。
当時の富裕層、お茶を嗜む人たちの注文品です。
お茶席で平向付として使われました。
350年以上の長い間、
大切に使われ、今、ここにあります。是非使って下さい。
青磁の色は、最初の画像を少し彩度を下げた色、
が近い色かな?と思います。
(青磁色が上手く撮影できませんでした、すいません)
(釉薬に透明感があり、光に反射する為)
青磁色、また紅アタリ・ムシクイの説明は難しいです。
気になる様なキズはありません。
時代は補償しますが、青磁色・極小紅アタリについては、
ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
インスタグラムを始めました。
Instagramでも販売しています。
kobijutsu_banri
是非ご覧下さい。

時代 江戸前期、寛文期、1650~1670年代前後
口径 約16.4
㎝x11.2㎝、共に最大
全高 2.7㎝(3.0)共に最大
状態 完品
(紅縁に針穴程
の紅アタリ
多少、高台側面に極小アタリ有)
(ムシクイレベルで完品と認識、
金継不要レベル)
傷ではありませんがご確認戴きたい詳細:
紅縁に極小ムシクイ・紅斑・凹凸・紅アタリ多少
極小灰振・釉切・シワ・凹凸・濃淡斑・釉スレ多少
青磁色は、彩度を少し抑えた落ち着いた色
(透明感のある青磁)
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古九谷は様々な種類があり、意外と多く現存しています。
日本初の磁器、初期伊万里のすぐ後の古九谷です。
当時の富裕層の大量需要がなければ、多種多様の器を大量に作ることはできません。
驚異的な技術進歩は、大量需要により生み出されたと考えられます
江戸初期に日本で初めて陶磁器が生産され伊万里と呼ばれました。
最初の伊万里を初期伊万里と呼びます。(1610年代)
古九谷は、初期伊万里のすぐ後、寛文期前後に作られた色絵磁器です。
驚異的な技術進歩により、日本初の色絵磁器が誕生しました。
(1640年代)
色絵は古九谷、染付古九谷は藍九谷、錆釉古九谷を吸坂と呼びます。
また青磁釉・瑠璃釉・白磁は、古九谷の名称を上下いづれかに足し呼ばれる
事もあります。
寛文期前後は、様々な技術や様式が生まれ、淘汰された興味深い時代です。
(1640年~1670年代前後)
後の柿右衛門様式は古九谷のすぐ後、延宝期に確立されたと言われています。
柿右衛門様式の登場で古九谷は役目を終え終了します。
なぜこの時代の伊万里が古九谷と呼ばれているのでしょうか?
半世紀程前迄古九谷は、石川県の焼き物、江戸時代の九谷焼と言われていました。
昭和20年代、古九谷と呼ばれる焼き物が、実は佐賀県有田で作られたものではないか
という説が登場し、九谷説と有田説の論争が始まりました。
「九谷論争」です。
有田説は、江戸時代、海外へ輸出された伊万里の古九谷との共通性にありました。
有田説を支持する説が諸外国でも登場します。
その後、考古学的に生産地遺跡の発掘調査が双方で行われました。
素地の化学分析が行われた結果、有田説で終結しました。
終結後も古九谷の名称は残りました。
ただ、その後も調査は続いています。
疑問点がまだあり、今後の研究により更に詳細が解明されればと思います。
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(翔)古伊万里 青磁 古九谷 古九谷青磁 江戸前期 寛文期 陽刻 牡丹 花形紅縁皿 平向付 1650-1670年代前後
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