朱色の掛かったレッドスピネルです。 この色のスピネルは珍しいです。レッドスピネルは、純粋な赤色なので、一般的にはルビーよりはきれいです。インクルジョンはほとんどありません。大きなインクルはありません。絶対に割れることがない非常にきれいな透明度の高いきれいな石です。これより少しインクルの少ない 、同じ色の２．３２ｃｔの石が、一級品のルビー、スピネルを売っている店で１３２万で売っていました。この石は12年前に、ビルマのモゴク生まれの業者rubyland商店から仕入れしました。 2ｃｔを超えるレッドスピネルは今はめずらしいです。なぜなら、モゴクの業者のホームページでも売っていないからですまた。8月の誕生石になりました。現在はスピネルはスリランカアフリカ
ベトナムが多いです。 ビルマの一級品のレッドスピネルはこれからは枯渇していくでしょう。 2ｃｔ以上の大きい石はたぶん注文して探さないとないのではないかな。レッドスピネルはルビーより産出量が少ないです。
レッドスピネルの高騰は最近は激しいです。特にミヤンマーのきれいな2ｃｔ以上をさがすのは難しいです。もしこの石が１、１ｃｔなら20－30万円、２ctはその4倍、３ｃｔなら２ｃｔの4倍の値段が大体の相場です。
10年後はこの石のようなjemクラスのスピネルは100万円出しても買えないでしょう。大体もう２ｃｔ以上のミヤンマースピネルは
枯渇しています。私は10年以上前に仕入れたから手に入れることができたのです。ビルマの
非加熱ルビーとレッドスピネルは世界的に見て特別の価値があります。
ほんとうは今売らないほうが、10年後はさらに2，3倍の価格になっている可能性もあります。
ビルマのスピネルは非加熱でも美しいのです。だから加熱などしません。スピネルは原石の状態で美しい。
5枚目の写真、石の裏側には右端の真ん中より少し下に陥没痕があります。テーブル面から見る照り美しさには影響はありません。この陥没痕がなければほぼ完ぺきです。3割ほど高くなるかもしれません。2倍にはならないと思います。モゴクのルビーでも、この種類の陥没痕は多いです。石の真ん中には大きなインクルジョンはありません。石の真ん中8割付近にはルーペで見ても気になるインクルジョンはありません。石の端近くに小さな液膜。裏側の先端付近の内部に小さな液膜インクルージョンがあります。全体的に見てインクルジョンの少ないきれいな結晶です。私の主観では85点くらいかな。
４，５，６枚目の写真は9月8日午後5時。窓付近西日の撮影です。太陽がうっすらと出ていました。夕日ではありません。
7枚目写真一番下の左がこの石。明るい太陽光で撮影。3段目真ん中の石は日本一透明で大きなターフェアイト4ct.。一番上の左端は出品中の2.15ctレッドスピネル。
6枚目の写真。三角形陥没痕のの石の中の方の頂点から、左下にうっすらと白く見えます。これは 液膜インクルジョンがあります。ももちろん石の内部です。これは全く問題なしです。さらにこれの左下に黒く見える線があります。これは液膜です。これも石の内部にあります。パビリオン表面から2ｍｍ以上離れています。写真の一番上に黒く見える点はこれは実際は何もありません。陥没痕ではないです。
陥没痕の左側下方に小さな薄い液膜があります。それから離れて少し近くに方向の違う薄い液膜があります。どちらも美観にほとんど影響しません。ここからの破折の心配は０です。薄い液膜と確認できたのは40－80倍の顕微鏡で見たからです。
陥没痕の反対側左側に極ｓ小さな泡状のインクルジョンが多数あります。裸眼では見えません。ルーペで見ると立方体に見えます。顕微鏡で確認確認したところ。これはnegative結晶です。透明です。完全な正8面体のものはありませんでした。このインクルは美観には影響はありません。切れぎれの直線インクルをよく見たところ、ものすごく小さな0.01ｍｍ以下の正八面体に近い結晶が少し離れて連続しているものでした。神秘的ですね。石の裏側の先端の尖ったところのすぐ下石の内部にも薄い小さな液膜インクルジョンがあります。これもテーブル側から見ると全く分かりません。そのほかにインクルはありません。上から見てテーブルの下、およびその周りにはインクルジョンはありません。ルーペでテーブル面から石を観察してインクルはほぼ見えません。テーブル面の近くにインクルジョンが全くないからです。液膜インクルは石の下の方にあり、且つ端にあるからでしょう。全体的に見て
透明度の高い綺麗な石です。石の表面にまで出ているインクルはありません
中央宝石ラボに鑑別書作成依頼しました。まあ天然であることは確実なのでほんとうは意味がないのですが。スピネルはビルマの産地証明も出ませんし、非加熱証明も出ません。まあ14年まえにはスピネルは非加熱が常識でした。ビルマのスピネルは非加熱でもきれいです。そこがルビーと違うところです。。このスピネルのような、良質の石でも10-15年前は1ct５万円2ct2５万。3ct １５０万で買えました。（私の仕入先の話です）しかし8年前くらいには最高級のレッドスピネル3ct、300万円でも現地で探してなかったです、これは私の話です。
この石にはテーブル面直下およびその外側付近には全くインクルジョンはない。石の端付近にある薄い液膜、イ小さいンクルはあまり価値をさげない。石の裏側にある小さな美観に全く影響がない瘢痕もほとんど価値を下げない。もしも、テーブル面の中にある目で見てわかる傷、インクルがある場合は宝石の価値が半減する。要するに半額になる。テーブル面直下にあるインクルはとにかく宝石の価値を大きく下げる。この石はその意味でも貴重な宝石である。もちろんインクルがほとんどない、裏に、瘢痕もない石が一番良いのは明らかであるが、そんな石がもしこの色透明度で2ｃｔ以上であれば、今でも100万円はする。もし3ct以上なら400万円以上である。尚本当の非加熱ビルマピジョンブラッドルビーと、この石を指輪にして、日本の室内で見た場合、この石の方が綺麗であるのは明らかである。日本で見る場合ピジョンは、色が濃すぎる。日本では色の濃すぎるルビーより明るくて透明度の高いスピネルの赤色の方が綺麗である。スピネルの赤色は純粋に赤い。ルビーはどうしても青緑の色が出る。普通の人にはそれがあまり見えないだけである。
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