RZ350 RZ250 金属強化ベアリング クラッチレリーズ レバー比変更 クラッチレバー
全金属製 強化 クラッチレリーズ と 純正タイプクラッチレバーをベースに、オリジナルでレバー比変更加工をしたクラッチレバーのセットです。
レバー比変更というのは、テコの効きを変えるという意味ですね。より軽い力でレバーが引けるようになります。
効果はクラッチのフィーリングがカチッとします。
計算上ではレリーズのレバー比が変わるので7～8%ほど、実測だと10～12%くらい
クラッチが軽くなります。
さらにクラッチレバーの交換で15%～20%程度軽くなります。
（整備できる方ならわかる通り、メンテや調整状況によってこの辺りの数字は変わります。保証するものではありません。）
レリーズは量産タイプは70個以上生産しました。
試作段階からだとさらに多くを作っていますがトレースしてる範囲で破壊などはゼロです。
私自身1万キロ以上使い込んでも問題出ませんでした。
2年近く前、最初の試作品でのテストでは純正の予備レリーズを持って走ってましたがそれも杞憂でした。
レバーも私や周りの人間が散々使い倒して、破壊はコケて折れたものだけです。
レリーズは国産他社車両の純正品をベースにRZに合わせて加工した流用加工品です。
レバーは、純正タイプのリプロ品をベースに、クラッチが軽くなるようにレバー比を変更しています。
基本的に交換でそのまま取り付けられるようになっていますが、調整は若干シビアになります。
注1 純正と同様の調整はしてください。調整方法も純正と基本的に同じです。
注2 各部摩耗、使用してるワイヤー等の関係で車両によっては調整限界を超える場合があります。
その場合は調整ネジを長いものまたは短いものに変えてください。M6 SCM435 平頭のイモネジです。
→といっても、たいていはレバー側及びレリーズ側の調整が間違ってるだけです。
すべての個体差を見切れはしないので、なかにはどうしても調整つかない車両もあるかもしれませんが、当方の責任範囲外とします。
注3 レバー側を調整せずにレリーズのみポン替えして調整限界を超えたと勘違いする方がいます。
レバー・レリーズのトータルで調整してください。
レリーズだけポン替えしても効果は発揮しきれません。
→純正レリーズでは動いてるから・・・と言って調整ネジの変更で対応としようとする方がいますが、99%調整をミスってます。
クラッチを軽くするためにはレバー側を含めてワイヤ回りの全体的な調整が必要です。
注4 リターンスプリングは純正を使用してください。ヘタなものに変えると操作力のロスにつながります。
このスプリングは自己責任で外してしまう人もいるくらいです。軽さを求めるならケアすべきポイントです。
私はいったん軽く伸ばしてから装着してます。テンションを弱めるためです。
注5 クラッチレバーは純正あるいはその互換品でも使用可能です。つまり折れてもリプレースには困りません。
もちろん交換したら調整は必要です。
→本セット購入時に限り＋3500円で予備レバー1本をお付けすることができますので、質問欄からご相談ください。
注6 このセットはクラッチの握り込みの軽さを追求したセットです。軽い=あなたに合うフィーリングかどうかはわかりません。
本品は新品ベースの加工品、未使用です。
レリーズをチャックにくわえた際の擦れなど、ちょっとした加工キズがある場合がありますが、使用上問題ありません。
レバーも加工時のちょっとした擦れやキズなどが存在するものもあります。
純正は参考画像のように樹脂製の凹部品と金属製の凸部品でできていますが、この品は全金属製です。
いわば、本体は「らせん状に動くベアリング」です。
適合ですが、RZ250、RZ350のほか・・・
RD250 RD350 RD400 TD3 TZ250 TZ350 辺りも使えるはずです。
本体と鋼球が付属します。鋼球は純正と違ってストッパーがないので逆さにすると落ちます。
装着時はグリスをたっぷり目に塗って挿入してください。
写真の黒い付着物は汚れではなくてモリブデン系のグリスです。
ベースに元々塗布されています。加工時に一度拭き取りますが、組立時に同様のグリスを塗布しています。
二硫化モリブデングリスですが、一度洗浄してもっと高級なのを入れるのもありです。
レバーのタイコ部はノーマルよりクリアランスが大きめになっています。
軽さを優先するためです。
旧車用のカスタムパーツです。
車両側の変更、その他理由により、多少の加工を要するケースもありえます。
ノークレームノーリターンでお願いします。(写真は使い回しです)