写真同じです【商品の特徴】
江戸指物の材料は自然木のため、一品一品杢目が異なります。また、実際の色と写真の色とは、微妙に異なります。
江戸指物師の職人集団である江戸指物協同組合は、昭和58年に結成されました。その年に東京都の伝統工芸品の指定を受け、平成9年には、現経済産業省より、伝統的工芸品の指定を受けています。
伝統的工芸品とは、次のすべての要件を満たし、経済産業大臣の指定を受けた工芸品です。
１.日本人の生活に密着し、一般家庭で使用される工芸品です。
２.製品の形状・意匠・紋様・風合いなどの加工が手仕事により行われます。
３.主な技術・技法が100年以上前から今日まで継続して用いられています。
４.主な原材料が、100年以上前から継続して用いられています。
５.産業として成立し、一定の規模をもって産地で製造される工芸品です。
引出しを引いて、小さな貴重品などを収納してください。
いつも目の届くところにおいて、可愛がってあげてください。
【品目の歴史】
江戸指物は、江戸時代に武家用、商人用、また江戸歌舞伎役者用をを多く手掛け、発展しました。小机、鏡台、棚、小引出し、箱、火鉢など、暮らしのなかにあって、木の味、形の妙を味わえる美術工芸的な深みがあることも、江戸指物の魅力です。
江戸指物の技術は、材木から板や柱を木取り、見えないところに細工を施して、精密に組み立てる木工技術です。指物の仕事は、多様な個性を持つ木と向き合い、質感や木目を適切に選ぶところから始まります。
指物職人は、こうした無垢の木材にとことん手をかけ、極力狂いのない品物を作ります。彼らの高度な仕事を支えるのは、夥しい数の道具です。それぞれの道具は、職人の手に合わせ、また用途に合わせて手が加えられています。
以上のように江戸指物は、木の国日本が育んだ暮らしのなかの美術工芸といっていいでしょう。
【諸コンクール等での受賞歴】
根本一徳：伝統工芸士 / 経済産業大臣表彰功労賞受賞 / 東京マイスター
【使用上のご注意】
・柔らかい布で乾拭きしてください。
・水などがかからないよう、ご注意ください。
【サイズ】
幅190×高さ270×長さ（奥行）240mm
【素材】
桑・楠・ケンポナシ