Steve Hackettは表面的には平穏を装うものの内面は................という感がございますが、バンド内でもそれを感じ取った感が有り、 今作の音楽性になるべくSteve Hackettの音楽性を反映させる努力が窺える感がございます............................
リリース後は前作同様大好評。 また前述の”Spot the Pigion”EPリリースも行われる事となります。 (Steve Hackettの不満を感じたバンド側がその解消目的でリリースの感有り) ツアーも非常な好評を博し、順風満帆となります。
ツアーの好評からライヴ盤制作が企画される事となりますが.......................... Steve Hackettの創作的不満そして単独創作活動への自信が深まっており、次作ライヴ盤”Seconds Out”ミキシング時に脱退を表明。 (演奏の出来に絡む選曲には携わり、音調整は任せるという感......................) 袂を分かつ事となります............................. (脱退後空港へ向かうSteve Hackettの姿を Phil Collinsが道すがら見かけるものの、スタジオ到着を優先。 到着後脱退の由を伝えられたPhil Collinsは絶句。既にSteve Hackettは機上の人.という皮肉...................... Steve Hackett曰く「途中でPhil Collins に 出くわしていたら翻していた」とも.........) その後の説得もSteve Hackettの意志は固いもの。残った三名での活動を余儀なくされる事となります....................
盤共に非常に状態の良い中古でございます。
オリジナル・ミックス盤(現行はリミックス・リマスター盤)となります。
Nick Davis(It Bites等プロデュースで御馴染み)、Geoff Callingham、Chris Blairによる旧リマスターとなります。
紙ジャケットは日本初回リリース時アナログ盤・厚紙仕様を再現したものとなっております。
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃い。
Tony Banks(Key/12-String G/B-vo)、Steve Hackett(G/Kalimba/Autoharp)、Mike Rutherford(B/G/Bass Pedals/B-vo)、
Phil Collins(Vo/Ds/Per)となります。
プロデュースはDavid Hentschel(後にAndy Summers/Brand X手掛ける)とバンド自身。
1976年9~10月オランダ/ヒルヴァルンベーク”Relight Studios”(録音/ミックス)/英/ロンドン”Trident Studios”(リミックス)での制作となります。
前作が高セールスを叩き出し、ツアーも盛況。災い転じて福と成すとバンドは順風満帆。
初のソロ作”Voyage of the Acolyte”が好評そしてその音楽的実績を持ち込んだ前作が非常な好評に大きな自信を持ったSteve Hackettは、
作品のインターヴァルを主張し自身の新作ソロ制作をバンドに願い出る事となります。
されど新作の非常な好評から創作意欲溢れるバンド側はそれを拒否。
税金問題も絡み、今作ではオランダにて初の海外作品制作に乗り出す事となります。
(この辺りからSteve Hackettはソロ独立を検討し始めた感有り...........................)
創作が始まるも前作で踏襲した過去の音楽性からの脱皮を念頭に置く事となりますが、その有り方からシンプルさを重視する事となります。
その中でバンドの音楽的装飾担当であるSteve Hackettが不満を表明。バンド内に不穏な空気が流れる事となります。
されど何とか意見を擦り合わせる事に成功致しますが.....................
バンド内での(音楽的土台ではございますが.......)Tony Banks起案アイデアの重視に対して、Steve Hackettは疎外感を感じていく事となります...............
さて今作。
四人編成Genesisの二作目でSteve Hackett在籍時最後のスタジオ作品でございます。
音楽性は前作路線でプログレ時代のものでございますが、(前作同様ではございますが)シンプルさ重視があり以前より非常にポピュラーな感。
但し、前作よりも洗練された音楽性の感があり、Phil Collinsのヴォーカルも安定度が増した感がございます。
後のポピュラー路線や当時Phil Collins在籍BrandX的な楽曲が含まれており、意欲的なものが感じられます。
Steve Hackettの音楽的居場所がなくなりつつあるとも評価がございますが......................
前作同様(演奏も含めてでございますが)かなりの貢献をしており、
今作では作曲クレジットに名が載る事が前作よりも多く
(前作同様)後のSteve Hackettソロ路線の音楽性を感じさせるものでもございます。
疎外感とは申しますが..................結構目立った音楽性と演奏をしておりますが..............
前作での無意識/今作での有意識の違いがあれど、ソロ独立に向けての音楽的試行が感じられる感。
この実績を基にソロに....という事なのでしょうか......
また多くの楽曲を用意した模様。
後に”Spot the Pigion”EPとして三曲が発表となりますが、その楽曲の一つ”Inside and Out”がSteve Hackettの御気に入り。
楽曲の長さや収録時間の問題からSteve Hackettが用意した後のソロ楽曲”Please don't Touch”と共に
作品収録を見送った模様でございますが、
ここが脱退の
直接の
引き金となった感がございます..................................
Steve Hackettは表面的には平穏を装うものの内面は................という感がございますが、バンド内でもそれを感じ取った感が有り、
今作の音楽性になるべくSteve Hackettの音楽性を反映させる努力が窺える感がございます............................
リリース後は前作同様大好評。
また前述の”Spot the Pigion”EPリリースも行われる事となります。
(Steve Hackettの不満を感じたバンド側がその解消目的でリリースの感有り)
ツアーも非常な好評を博し、順風満帆となります。
ツアーの好評からライヴ盤制作が企画される事となりますが..........................
Steve Hackettの創作的不満そして単独創作活動への自信が深まっており、次作ライヴ盤”Seconds Out”ミキシング時に脱退を表明。
(演奏の出来に絡む選曲には携わり、音調整は任せるという感......................)
袂を分かつ事となります.............................
(脱退後空港へ向かうSteve Hackettの姿を
Phil Collinsが道すがら見かけるものの、スタジオ到着を優先。
到着後脱退の由を伝えられたPhil Collinsは絶句。既にSteve Hackettは機上の人.という皮肉......................
Steve Hackett曰く「途中でPhil Collins
に
出くわしていたら翻していた」とも.........)
その後の説得もSteve Hackettの意志は固いもの。残った三名での活動を余儀なくされる事となります....................
されどGenesisはプログレ黄金期ラインナップから創作者が全員というもの(「作曲者が多過ぎる」とは嘗ての名手Anthony Phillipsの御言葉)。
トリオ化しそれぞれの創作の範囲が更に広がったという上に、
残り三名の音楽性と役割が「土台」、(リズム担当を兼ねた約二名が)「ポピュラー」「ポピュラー」というもの(笑)。
非常に大きな成功への道を踏み出していく事となります(笑)....................................................
現在はこのオリジナル・ミックス旧リマスター紙ジャケット仕様盤は入手が非常に困難。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しくお願い致します。