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『上和田有機米生産組合』は農薬や化学肥料を極力使用しない米栽培に取り組んでいる生産グループです。熱意と信念を持って栽培した「つや姫」は、農薬と化学肥料を減らし、丹精込めて育てた特別栽培米で、粒が揃い、透き通るような美しさ。炊きあげるとふっくらしてつやがあり、香りや粘り、甘みも充分なお米となっております。【ご注意事項】※画像はイメージです。パッケージ・デザインが変更する場合もございます。※配送日指定やお届け日についてのお問合せは承っておりません。注文順に順次出荷いたします。※長期不在により商品をお受け取りになれない場合の商品保証は致しかねます。※玄米をそのまま用いる場合は、異物を取り除いてからご使用ください。小石等が混入している場合がございます。※毎年11月頃に新米への切替を予定しております。天候や作柄によって前後する場合がございますので予めご了承ください。■発足のきっかけは、農薬の空中散布『上和田有機米生産組合』が発足したのは、1986年のこと。当時は、収量をあげるために農薬や化学肥料を使った効率重視の栽培が主流で、高畠町の自然豊かな中山間地にある和田地区でも、有人ヘリによる農薬の空中散布が広まりつつありました。「当時、空中散布で使用する農薬は通常1,000倍に希釈するところを50倍の高濃度でした。その結果、蚊がいなくなるほど大気汚染が進んだんです」と当時を振り返るのは、組合長の渡部京一さん。 「通学路付近では、通学時間帯に被らないよう朝早くに散布するのですが、それでも『皮膚がかぶれた』という報告がありました。それで、まずは空中散布をやめよう、と。ただ、一軒の農家だけがやめても意味がないですよね。そこで、地域全体で取り組むために組合が発足することになりました」 ただ、全くの無農薬栽培には反発があったと言います。「『上和田有機生産組合』には前身となる団体がありました。昭和45年頃に立ち上がった『高畠町有機農業研究会』です。彼らは農薬を全く使わずに栽培していたのですが、何せ草取りの労力が大変で……。それを皆んな見ていましたから、無農薬栽培には及び腰でした」そこで決めたルールが「除草剤を1回だけ使用して良い」ことです。それなら出来そうだ、と和田地区133名の生産者が集まり、『上和田有機米生産組合』が発足。『上和田有機米生産組合』の取り組みは、アニメ映画「おもひでぽろぽろ」のモデルや、「カンブリア宮殿」やNHK番組での特集など、様々なメディアで取り上げられました。■環境にやさしく、美味しいお米をつくるために 組合発足時から掲げていたのは、地球環境や人にやさしく持続可能な米づくりに加え、「ちゃんと美味しいお米をつくる」ということ。そのため、組合ではいくつかのルールを設けています。土づくりでは、オリジナルの有機質肥料と天然鉱石を原料としたミネラル補給肥料を使用。環境にやさしく、栄養を多く含んだ土づくりを基本としています。また、稲刈り後の乾燥方法にも工夫があります。昔ながらの杭掛けによる自然乾燥を基本としながら、独自開発した遠赤外線クリーン乾燥機を使用。30℃の低音で直接熱をあてない、自然に近い乾燥方法を取り入れています。 現在は、食品衛生の観点から作業場を新設。外気を入れず、年間を通じて20度を保った室内で出荷作業を行います。出荷するお米は、精米・玄米に関わらず全てを石抜き機と色彩選別機にかけ、異物や黒米が入らないようにしています。 『上和田有機米生産組合』では、栽培方法のほかに大切にしていることがあります。それは、生産者と消費者の“顔と顔が見える関係性づくり“です。「私たちもどういう方に売っているのかわかるし、買ってくださる方も私たちを知ってくださっている。そのお陰か、リピーターの方がとても多く『美味しかった』と感想を届けてくださり、やりがいを感じますね」と渡部さんは笑顔で語ります。高畠町で大雨や地震が発生した際には、リピーターの方々から毎回のように心配の電話が鳴るそう。ただの生産者と消費者でない関係性が築かれています。■有機栽培への想いを、お客様、そして次世代へ組合発足から3年後。有機栽培だけでなく無農薬栽培にも取り組む機運が高まり、以来、一部では紙マルチ田植え機や合鴨栽培など、様々な栽培技術を使って無農薬栽培にも取り組んでいます。 現在の組合員は33名。人数は減りましたが栽培面積は増え、技術や想いは次世代へと受け継がれています。その一人である、販売部部長の猪野貴典さんは、こう語ります。「コロナ禍になり、さらに健康志向の方が増え問い合わせが増えました。特に玄米の人気が高まっています。ぜひ、上和田有機米のお米を食べて、食を通して健康を意識していただけたらなと思います」 最後に渡部さんは、「個人や法人で有機栽培に取り組む方は多いですが、地域一体となって取り組んでいるところは少ないと思います。ぜひ、私たちの取り組みに共感いただき、お米を美味しく食べていただけたら嬉しいです」と力強く語ってくださいました。高畠町和田地区の生産者が、地域一体となって有機栽培に取り組む『上和田有機米生産組合』。今年も、質の高い美味しいお米が出来上がりました。ぜひ、ご賞味ください。
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9,359円
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油絵 ギュスターヴ・カイユボットの名作_ピアノを弾く若い男 MA1283:絵画制作専門ユーラシアアート
58,080円
42,600円
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《容量・定期便も選べる》山形県 高畠町産 特別栽培米 つや姫 玄米 2kg 5kg
『上和田有機米生産組合』は農薬や化学肥料を極力使用しない米栽培に取り組んでいる生産グループです。
熱意と信念を持って栽培した「つや姫」は、農薬と化学肥料を減らし、丹精込めて育てた特別栽培米で、粒が揃い、透き通るような美しさ。炊きあげるとふっくらしてつやがあり、香りや粘り、甘みも充分なお米となっております。
【ご注意事項】
※画像はイメージです。パッケージ・デザインが変更する場合もございます。
※配送日指定やお届け日についてのお問合せは承っておりません。注文順に順次出荷いたします。
※長期不在により商品をお受け取りになれない場合の商品保証は致しかねます。
※玄米をそのまま用いる場合は、異物を取り除いてからご使用ください。小石等が混入している場合がございます。
※毎年11月頃に新米への切替を予定しております。天候や作柄によって前後する場合がございますので予めご了承ください。
■発足のきっかけは、農薬の空中散布
『上和田有機米生産組合』が発足したのは、1986年のこと。当時は、収量をあげるために農薬や化学肥料を使った効率重視の栽培が主流で、高畠町の自然豊かな中山間地にある和田地区でも、有人ヘリによる農薬の空中散布が広まりつつありました。
「当時、空中散布で使用する農薬は通常1,000倍に希釈するところを50倍の高濃度でした。
その結果、蚊がいなくなるほど大気汚染が進んだんです」と当時を振り返るのは、組合長の渡部京一さん。
「通学路付近では、通学時間帯に被らないよう朝早くに散布するのですが、それでも『皮膚がかぶれた』という報告がありました。それで、まずは空中散布をやめよう、と。ただ、一軒の農家だけがやめても意味がないですよね。そこで、地域全体で取り組むために組合が発足することになりました」
ただ、全くの無農薬栽培には反発があったと言います。
「『上和田有機生産組合』には前身となる団体がありました。昭和45年頃に立ち上がった『高畠町有機農業研究会』です。彼らは農薬を全く使わずに栽培していたのですが、何せ草取りの労力が大変で……。それを皆んな見ていましたから、無農薬栽培には及び腰でした」
そこで決めたルールが「除草剤を1回だけ使用して良い」ことです。
それなら出来そうだ、と和田地区133名の生産者が集まり、『上和田有機米生産組合』が発足。
『上和田有機米生産組合』の取り組みは、アニメ映画「おもひでぽろぽろ」のモデルや、「カンブリア宮殿」やNHK番組での特集など、様々なメディアで取り上げられました。
■環境にやさしく、美味しいお米をつくるために
組合発足時から掲げていたのは、地球環境や人にやさしく持続可能な米づくりに加え、「ちゃんと美味しいお米をつくる」ということ。そのため、組合ではいくつかのルールを設けています。
土づくりでは、オリジナルの有機質肥料と天然鉱石を原料としたミネラル補給肥料を使用。環境にやさしく、栄養を多く含んだ土づくりを基本としています。また、稲刈り後の乾燥方法にも工夫があります。昔ながらの杭掛けによる自然乾燥を基本としながら、独自開発した遠赤外線クリーン乾燥機を使用。30℃の低音で直接熱をあてない、自然に近い乾燥方法を取り入れています。
現在は、食品衛生の観点から作業場を新設。外気を入れず、年間を通じて20度を保った室内で出荷作業を行います。出荷するお米は、精米・玄米に関わらず全てを石抜き機と色彩選別機にかけ、異物や黒米が入らないようにしています。
『上和田有機米生産組合』では、栽培方法のほかに大切にしていることがあります。それは、生産者と消費者の“顔と顔が見える関係性づくり“です。
「私たちもどういう方に売っているのかわかるし、買ってくださる方も私たちを知ってくださっている。そのお陰か、リピーターの方がとても多く『美味しかった』と感想を届けてくださり、やりがいを感じますね」と渡部さんは笑顔で語ります。
高畠町で大雨や地震が発生した際には、リピーターの方々から毎回のように心配の電話が鳴るそう。ただの生産者と消費者でない関係性が築かれています。
■有機栽培への想いを、お客様、そして次世代へ
組合発足から3年後。有機栽培だけでなく無農薬栽培にも取り組む機運が高まり、以来、一部では紙マルチ田植え機や合鴨栽培など、様々な栽培技術を使って無農薬栽培にも取り組んでいます。
現在の組合員は33名。人数は減りましたが栽培面積は増え、技術や想いは次世代へと受け継がれています。その一人である、販売部部長の猪野貴典さんは、こう語ります。
「コロナ禍になり、さらに健康志向の方が増え問い合わせが増えました。特に玄米の人気が高まっています。ぜひ、上和田有機米のお米を食べて、食を通して健康を意識していただけたらなと思います」
最後に渡部さんは、「個人や法人で有機栽培に取り組む方は多いですが、地域一体となって取り組んでいるところは少ないと思います。ぜひ、私たちの取り組みに共感いただき、お米を美味しく食べていただけたら嬉しいです」と力強く語ってくださいました。
高畠町和田地区の生産者が、地域一体となって有機栽培に取り組む『上和田有機米生産組合』。今年も、質の高い美味しいお米が出来上がりました。ぜひ、ご賞味ください。