【中古】 Knappertsbusch: The Soul Of Hans Knappertsbusch Memorial Recordings 1941-1962 【CD】:HMV&BOOKS online 1号店

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写真同じですDisc1● ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』 ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮) 録音:1951年5月9日 グロッケンザール、ブレーメン(ライヴ)(モノラル) 原盤:Tahra(TAH 217) 1997★ミュンヘン・フィル盤(1953年ライヴ)とは逆に最も個性的な「エロイカ」で、クナを堪能できるが、それだけに嫌う人も多いにちがいない。(宇野)/何とも悠然、壮大な「エロイカ」だろうか。細部が明瞭な音質で、指揮者のやりたいことが非常に良くわかる。(平林)
Disc2● ハイドン:交響曲第88番ト長調 Hob.I:88『V字』● ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』 ヘッセン放送交響楽団 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮) 録音:1962年3月20日 ゼンテザール、ドルンブッシュ(ライヴ) 原盤:Tahra(TAH213) 1997★ハイドンV字・・・録音も演奏もすばらしく、クナの「第88番」の代表盤といえよう。とくに第2楽章までの音質はとても当時のライヴとは信じられない。(宇野)/(5種類あるクナの演奏のうち)これは最も音質が明瞭であり、この曲の代表盤と言ってもさしつかえなかろう。(平林)運命・・・これは第5におけるクナの結論だ。彼のベートーヴェン演奏の最高の姿がここにある。前号で「エロイカ」のクナはついにフルトヴェングラーに及ばなかった、と書いたが、第5は優に匹敵するだろう。今回聴き直してみて、クレンペラーよりも上だと思った。(宇野)/音質は当時の放送録音としては最優秀であり、しかもクナの個性も強烈で、ファンには感涙の演奏である。(平林)
Disc3ベートーヴェン:1. ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.372. 交響曲第7番イ長調 Op.92 ゲザ・アンダ(ピアノ:1) ケルン放送交響楽団(1) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2) ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮) 録音:1962年5月14日ケルン/ライヴ(1)、1954年1月17日ウィーン、ムジークフェラインザール/ライヴ(2) 原盤:Tahra(TAH762) 20132013年にターラが「オーストリア放送で使用されたオープンリール・テープ発見!」とのインフォ付きでCD(TAH762)を発売。同年、キングレコードが輸入盤に帯付、宇野氏の解説付きで国内発売(KICC1126)。今回、国内盤で待望の復活!★協奏曲3番・・・第1楽章のピアノの出はリズムに少し癖があるとはいえ、表情的、内容的であり、ずいぶん語りかけてくる。こんなに雄弁なピアニストだったのか。クナの指揮は全体としては大交響曲のようにオケが鳴っている。・・・クナの棒は気迫にあふれ、豪傑風であり、美感をはみ出してもベートーヴェンのひびきを生かそうとしている。(宇野)交響曲7番・・・(第2楽章は)テーマが進むにつれて粘りを増し、伴奏リズムのヴィオラ、チェロを強く歌わせ、頂点に向ってクレッシェンドしてゆく場面はスロー・テンポと相俟って実に熱い。最高演奏の一つであろう。(第4楽章は)コーダに向って漸増するエネルギーはすばらしく、楽章終結の猛烈さは当時の技術の制約を超えてしまっている。(宇野)
Disc41. ベートーヴェン:序曲『コリオラン』 Op.622. ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.933. シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮) 録音:1950年11月6日ベルリン、ゲマインデハウス/ライヴ(1)、1952年1月27日ベルリン、ティタニア・パラスト/放送用(2)、1950年1月30日ベルリン、ティタニア・パラスト/ライヴ(3) 原盤:Tahra(TAH417) 2001(1,3)/Tahra(TAH214) 1997(2)★コリオラン・・・すばらしい演奏だ。昔はフルトヴェングラーの43年盤の方に惹かれたが、今はクナに心が傾く。音の背後に巨大なものを感じるからである。(宇野)/地響きのような音で始まり、重戦車のような運び。ベルリン・フィルの渋い音色が印象的な名演。(平林)ベートーヴェン8番・・・この52年盤の特徴はオケのアンサンブルや各パートの実力が他のどの盤よりも優れていること、録音がいちばん生々しく、とくに低弦の分離が凄いことだ。両端楽章のテンポはすでに遅いが、ひびきの内容や表情の個性味においては後年の演奏に一歩をゆずる。(宇野)未完成・・・クナの「未完成」には3種類の録音((1)50.1.29 BPOセッション、(2)50.1.30 BPOライヴ、(3)1958.2.10 バイエルン国立管ライヴ)が確認されている。遅く沈み込むような解釈は3種類に共通している。音質はこの(2)が最も良く、クナの「未完成」の代表盤と言える。(平林)
Disc51. ウェーバー/ベルリオーズ編:舞踏への勧誘 Op.652. リスト:交響詩『前奏曲』3. コムツァーク2世:ワルツ『バーデン娘』 Op.2574. プフィッツナー:歌劇『パレストリーナ』第1幕への前奏曲5. ハイドン:交響曲第94番ト長調 Hob.I:94『驚愕』6. コムツァーク2世:ワルツ『バーデン娘』 Op.257 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮) 録音:1942年12月12日(1)、1942年3月11,12日(2)、1941年10月30日(3)、1942年10月15,16日(4) ベルリン、ベートーヴェンザール/1950年2月2日 ベルリン、ティタニア・パラスト/ライヴ(5,6) 原盤:Tahra(TAH312) 1998(1-4)/Tahra(TAH214) 1997(5,6)クナ・ファンなら誰でも知っている『バーデン娘』。57年ウィーン・フィルとの英デッカ録音が有名ですが、このディスク5にはベルリン・フィルとの2種演奏、41年セッションと50年ライヴを収録!★驚愕・・重厚壮大な第1楽章、そして第2楽章の例の「びっくり」 の箇所では強烈な一撃が鳴らされ、第3楽章、第4楽章では突然大きくテンポを落とすなど、豪放さとユーモアが入り交じった怪演奏である。(平林)バーデン娘:50年盤・・これぞクナ。底力がすごく、テンポは55年盤や57年盤よりもっと遅い。ときには遅すぎてどういう音楽だか分からなくなっているし、ルバートもやりすぎだ。(宇野)/破格なのは50年盤で、テンポは最も遅く、濃厚に歌い、オーケストラはまるでワーグナーかR.シュトラウスのように豪華に鳴り渡っている。例のはめはずし(ちょうど6分を経過したあたり)も凄く、ワルツとしては全く異例に劇的なこの演奏に聴衆は熱狂し、ついには曲が終わらないうちに拍手をしている。(平林)
Disc61. ハイドン:交響曲第88番ト長調 Hob.I:88『V字』2. ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73 シュターツカペレ・ドレスデン ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮) 録音:1959年11月28日(1)、11月27日(2) ドレスデン、シュターツテアター/ライヴ 原盤:Tahra(TAH303) 2008★ハイドンV字・・・クナの「第88番」の中では最も流れの良い演奏で、オケの音色も特徴が弱い。(宇野)/この交響曲はクナのお気に入りで、演奏頻度は高かった。確認されている4 種類の録音はどれも音質が良く、いずれ劣らぬ名演である。第1楽章は序奏が非常に速く、反対に主部が遅いという逆転現象があり、田舎風の第2楽章、雄大な第3楽章、そして通常の倍以上も遅い第4楽章など、このような傾向は4種類にすべてに共通している。(平林)ブラームス2番・・・クナの最後のブラームス2番である。録音は1956年ミュンヘン・フィル盤の方が良いが、表現自体はドレスデン盤を採りたい。とくに第3楽章までは断然この方が上で、クナの2番のベスト盤といえよう。(宇野)/第1楽章コーダの大河のような響き、第2楽章の深々とした音色、第3楽章中間部の楽しげな気分、第4楽章の無骨な味など、クナの個性が克明に記録されている。(平林)
Disc71. ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.902. R.シュトラウス:交響詩『死と浄化(変容)』 Op.24 シュターツカペレ・ドレスデン ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮) 録音:1956年11月4日(1)、1959年11月28日(2) ドレスデン、シュターツテアター/ライヴ 原盤:Tahra(TAH304) 2008★ブラームス3 番・・・歴史の古い北ドイツのオケを振って、指揮ぶりはいっそう素朴、武骨、堅実である。(宇野)/いずれの演奏も初めて聴くと腰を抜かすような衝撃を受けることは間違いない。(平林)死と浄化(変容)・・・ティンパニのゴツゴツした響きやトロンボーンの強奏が効いており、他よりも野趣あふれる雰囲気が特色である。(平林)
Disc8● ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36● ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98 ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮) 録音:1952年12月12日 ブレーメン、グロッケンザール/ライヴ 原盤:Tahra(TAH 216) 1997★ベートーヴェン2番・・・この曲には古楽器演奏がよく似合う。したがって現代楽器の演奏ではきりりと冴えたワルターが本命となるが、それと並んでクナの怪物的演奏も、2番の前衛性を別の面から捉えたものといえよう。(宇野)/音質も良く、個性もよく出ている。第1楽章の重厚な歩み、第2楽章の濃密な味、そして第4楽章は例によって実にゆったりとしている。(平林)ブラームス4番・・・クナの4番は53年のケルン盤がベストだが、このブレーメン盤も十二分にすばらしい。ただ表現は両者酷似する。(宇野)/渋いブラームスを好む人には、このクナのような強烈な個性の演奏は抵抗があるかもしれない。しかし、少なくとも録音で聴く限りにおいては、このような演奏をした指揮者は世界でも全く類例がない。(平林)
Disc91. ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』2. マーラー:亡き子をしのぶ歌 ルクレティア・ウェスト(メゾ・ソプラノ:2) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)…

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