違いの分かる方へ！と、くだらないsubjectにしてしまいましたが、古いバイオリンの弓の事をご理解頂いている方へ！と言うニュアンスです。
An old French Violin Bow 4/4 Full Size b88/134
全長73.0(スクリュー含む74.7cm)
ラウンドスティックーフェルナンブコ材
約58g
バランスポイント約26.0cm（スクリューエンドから）
洋銀金具
黒檀フロッグ
刻印は無し
米国のVnディーラーからJTL（Jerome Thiboville LAMY）ca;1920と聞いて購入しましたが、私はもう少し後年の作品だと思っています。
入手してから約25年間、私の弓ケースに鎮座していました。
とにかく見事なまでのフェルナンブコ材の杢目が素晴らしいを通り越しています。
当時の豊富なフェルナンブコ材の中から選りすぐられたのが窺い知れる程に煌びやかな杢目は、光線を当てるとキラキラとまばゆい反射光を放つので一日中見ていても飽きません！
細目のスティックでシャープな印象です。
これぞ中堅コレクター冥利に尽きる逸品！と思ってます。
（私の言う中堅コレクターとは、手頃なオールド楽器を沢山集める蒐集家を指します。）
全体的に良い状態で折れや修理痕等は無いですが、ほんの僅かですが背中から見ると、スティックの中央が左へ１mm振れています（画像参照ください）。毛の貼り方で補正できる範囲なので問題ないと判断しています。一般的には曲がりナシと言う範囲です。
欠点らしい部分は余りないですが、スクリュー金具の洋銀が化学反応？か何か分かりませんが変色しています。（画像参照下さい）
私は全ての楽器を基本的にオリジナルのまま残したい気持ちなので何も手を入れてませんが、全体的に非常に良い状態です。
納税の時期が来たので、換金目的での出品です。
申し訳ないのですが、想定以下の入札価格の場合は終了前にオークションの取り下げをするかもしれませんが、予めご了承くださいませ。
---以下、お約束事です。----
入札をお考え頂ける場合、気になる事は入札前に早めに質問して下さい。 （私自身がタイムリーに返答できない時もあります）
質問や価格交渉などは、公平性を保つ為に質問欄よりお願いします。
古いバイオリン弓という性質上、経年による劣化は避けられない事もあり、現状渡しとなる事をご理解下さいませ。
経年劣化における心配があ る方は、入札を控えて頂いた方が宜しいかもしれません。
発送は塩ビ管に入れてお送りします。
オークション外でも交渉する事もあるので、突然のオークション中断の可能性もありますがご了承下さい。
その際は、なぜオークションを 取り消したのかと言う理由を追記致します。
又、私の時間的都合などもあり、試奏も見学も受付けられない事を予め ご了承ください。
手間と時間を掛けて販売するなら、オークションで安価で出品したり致 しませんので、ご理解頂けますと幸いです。
ケースに入れての発送をご希望の方は落札後にご相談下さい。 弓専用ソフトケース(有料)なら在庫有ります。
取引となった場合ですが、即時対応できない時もありますが、 遅くとも1週間程度で全ての対応を終わらせる事を誓います。
ご検討宜しくお願い致します。
＠この文面における内容は、私見における印象を書いており、一般論ではありません。
＠ご存知の通り、人それぞれモノの考え方も違えば、感じ方も違うと思うので、上記の説明文が全て正しいとは限りませんのでご理解下さい。
＠WEB以外に直接オファー頂く事もあるので、途中で出品を取り下げる場合もあります。
＠オークションが低調な場合も、途中で出品を取り下げる場合かありますが、予めご了承下さいませ。
＠私の個人的なお気に入りの楽器を、時折気まぐれで出品しますが、売るのが惜しくなって途中で出品取り下げる場合もあります。
（2024年 2月 19日 22時 06分 追加）
どなたかに違反申告受けました(ーー;)
少しムッとしましたが、、、
ま、私の説明文の不足は認めるところなので、少し追記致します。
恐らく、その方の言いたいのは「JTLじゃない」と言う事かな？と憶測しています。
文中にある様に、米国のディーラーからJTL ca;1920と聞いて購入したと言う事で、この弓にはRaffin氏の鑑定書もなければレターもついてないので、真贋はわかりません。
かく言う私はJ.F.Raffin氏の工房から何本も直接購入していた経緯はありますが、彼から直接買うと鑑定書ついてきますね。
言うなれば鑑定費用込みの価格ですね。
しかし、この弓は彼から直接買っている訳では無く、フェルナンブコ材の美しさとは裏腹に安かったので、アメリカのディーラーから買いました。
目的と欲求は皆それぞれ違うでしょう。
私がこの弓の購入の決め手にしたのは材の美しさでした。
どうしても鑑定書が欲しいとなれば、今からでもRaffin氏に鑑定を依頼すれば良いのでしょうが、その輸送費と鑑定費用が有ればもう1本買えるかも知れない?!と考えると、私は鑑定書の方を選ばないでしょう。
先日、Aldx Gartsmanより新しく弓を購入しましたが、それは正しくフレンチの作者の弓ですが、鑑定書はお断りして購入しました。
何故なら鑑定費用が弓の価格に見合った費用では無いからです。
100万を超える様な弓なら、価格に対して何%と言う計算になりますが、弓代金、Shippingと関税等に加えて鑑定書の費用はCP悪く感じてしまいます。
本気で必要なら、後からいつでも書いてもらう事ができるので、円安と海外の物価高から考えると、なんかネ…
そう言う訳で、この弓には鑑定書はないので、真贋は不明です。と再度お伝え致します。
以前もこんな事があり「古い弓の事を理解して頂ける方へ！」と冒頭に記載しています。
誰も悪気があっての事ではないのでしょうが、誤解を与える様な私の説明文がそうさせたのかな？と思います。
そんなこんなで、今後も私から古いバイオリンや弓を購入を検討頂ける方は、私の考え方に賛同頂いた上でご検討くださいませ。
では、よろしくお願いします(^.^)