当時のジャズ/クロスオーヴァー的な音楽性を強く生かした音楽性。 ジャズに絡むメロディ感覚(現代音楽系も.....)やその音楽性を生かした楽曲が揃いますが、 ロック色を強めた感がございます。 メロディアスさが前作と異なる所がミソ、当時のジャズ/クロスオーヴァー絡みのS&SW・(日本で言う)A.O.R.系の印象もございます。 落ち着いた作風でございますが構成ミュージシャンの音楽個性を生かしており、 後々の各自の活動が垣間見られる感がございます.............................. 商業的な成功は収めたものの、Cream時代含め「過剰な商業的成功・名声から来る弊害」を被った この経験からも、 「商業的な成功・名声」からは一線を引く活動を行うという Jack Bruceの意向が感じられる作品でもございます............ (但し、後々にもJack Bruceを基としたスーパーバンド構想が度々企画される事となりますが................... ”Cinema”結成前のTrevor Rabin絡みとか................) 制作は順調、順風満帆とツアーに臨むものの、レコード会社/マネージメントのプロモーションはかの”BeeGees”に掛かり切り。 思う様なセールスは望めず.......でございました................................................... 当時はクロスオーヴァー絡みのSSW/(日本で言う)A.O.R.が注目を浴びており、そしてかの”Toto”誕生前夜と言う時期。 (奇しくも後にSimon Phillipsが加入致しますが.......) きちんとプロモートされていれば...................................との感がございます.................................................. レコード会社/マネージメントの問題とは言え、セールス不振。次作は制作されるもののお蔵入り、の憂き目に遭う事となります ................. 前々作はかの”Sting”(ex-The Police)の愛聴盤として知られる作品ではございますが、 今作は(前作”Out of the Storm”同様)Stingの”Soul Cage”以降のロックバンド形式での作品に繋がる感がございます........................ (正直、”Sting”の音楽性程のポピュラー感はございませんが....................................................) また、後々にJack Bruceのキャリアと多々絡む事となる名手Gary Moore(Vo、G、ex-Skid Row、後にThin Lizzy、ColosseumⅡ、Greg Lake Band、BBM)が 自身のヴォーカルの参考にした感もございます...............
ボーナストラックは2曲。
シングルカットを予定されながらも見送られたアルバム収録曲”Something to Live for”のそのシングル・ヴァージョン。 そしてMick Taylor、Carla Bleyとの幻のバンド唯一の完成録音楽曲”Without a Word”という興味深い音源でございます....................
盤共に非常に状態の良い中古でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃い。
Jack Bruce(Vo、B、Harmonica)、Simon Phillips
(DsB-Vo、後に801、Jeff Beck、Gary Moore、Toto、Judas Priest/MSGセッション、
PSP、The Who、上原ひろみ他)、
Tony Hymas(KeyVibraphone、B-Vo、
後にJeff Beck、The Lonely Bears他)、
Hugh Burns(GB-Vo、一曲のみVo、後にThe Lonely Bears、Nick Kershaw他)となります。
制作はバンド形態、カルテット編成となります。
”West,Bruce Laing”崩壊・アルバム制作の後片付け後「短期間で制作完了」とのAndy Jonesの助言でL.A.で前作の制作を行うものの、
呆れ返る程手間取る事となり、
忸怩たる思いをした
Jack Bruce。
前作”Out of the Storm”リリース後、Mick Taylor(G、ex-John Mayall the Blues Breakers、The Rolling Stones)、
Carla Brey(Key、フリー/前衛系ジャズ音楽家、Steve Swallowとの共作で御馴染み)等と新バンドを結成。
ツアーを行いライヴ録音を残し(当時はお蔵入り)新作制作に乗り出すものの名手Mick Taylorが離脱。
バンドはそれを機として崩壊。
再びソロとして音楽性の軌道修正を行う過程で
「音楽性は共通するものの
音楽個性が強いミュージシャンとバンドを結成するが、
音楽エゴの対立であっけなく崩壊」という
その反省から
今作ではジャズ系で手慣れた若手名手等
Simon Phillips/Tony Hymas/Hugh Burns
を
バンドとして
迎え、自身のバンドを結成。
新たにBill Halversonをプロデューサーに迎え、制作に乗り出すという面倒な経緯がございます。
慣れた母国イギリスでの制作となります(かの”The Manor Studio”、後にBlack Sabbath”Born Again”制作でも使用)。
前作同様、非常に趣味性が強い作風で
幅広い面もございますし当時のアメリカ系S&SW的な音楽性も感じられますが、
バンド形式という事もあり強い
一貫性がございます。
当時のジャズ/クロスオーヴァー的な音楽性を強く生かした音楽性。
ジャズに絡むメロディ感覚(現代音楽系も.....)やその音楽性を生かした楽曲が揃いますが、
ロック色を強めた感がございます。
メロディアスさが前作と異なる所がミソ、当時のジャズ/クロスオーヴァー絡みのS&SW・(日本で言う)A.O.R.系の印象もございます。
落ち着いた作風でございますが構成ミュージシャンの音楽個性を生かしており、
後々の各自の活動が垣間見られる感がございます..............................
商業的な成功は収めたものの、Cream時代含め「過剰な商業的成功・名声から来る弊害」を被った
この経験からも、
「商業的な成功・名声」からは一線を引く活動を行うという
Jack Bruceの意向が感じられる作品でもございます............
(但し、後々にもJack Bruceを基としたスーパーバンド構想が度々企画される事となりますが...................
”Cinema”結成前のTrevor Rabin絡みとか................)
制作は順調、順風満帆とツアーに臨むものの、レコード会社/マネージメントのプロモーションはかの”BeeGees”に掛かり切り。
思う様なセールスは望めず.......でございました...................................................
当時はクロスオーヴァー絡みのSSW/(日本で言う)A.O.R.が注目を浴びており、そしてかの”Toto”誕生前夜と言う時期。
(奇しくも後にSimon Phillipsが加入致しますが.......)
きちんとプロモートされていれば...................................との感がございます..................................................
レコード会社/マネージメントの問題とは言え、セールス不振。次作は制作されるもののお蔵入り、の憂き目に遭う事となります
.................
前々作はかの”Sting”(ex-The Police)の愛聴盤として知られる作品ではございますが、
今作は(前作”Out of the Storm”同様)Stingの”Soul Cage”以降のロックバンド形式での作品に繋がる感がございます........................
(正直、”Sting”の音楽性程のポピュラー感はございませんが....................................................)
また、後々にJack Bruceのキャリアと多々絡む事となる名手Gary Moore(Vo、G、ex-Skid Row、後にThin Lizzy、ColosseumⅡ、Greg Lake Band、BBM)が
自身のヴォーカルの参考にした感もございます...............
ボーナストラックは2曲。
シングルカットを予定されながらも見送られたアルバム収録曲”Something to Live for”のそのシングル・ヴァージョン。
そしてMick Taylor、Carla Bleyとの幻のバンド唯一の完成録音楽曲”Without a Word”という興味深い音源でございます....................
現在では入手が困難。この機会に是非。
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