写真同じです
【スタンダードシャンパーニュ飲み比べ3本セット】

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ワインの中でも、特にシャンパーニュは種類が多く、いろいろ試してみたいカテゴリーではないでしょうか。今回、際立つ個性を持った、タイプの違う3つのシャンパーニュをセレクトし、豪華な飲み比べセットにしました。シャンパーニュの奥深い世界をぜひご堪能ください。

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【ラミアブル / テール デトワール グラン クリュ ブリュット】

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フランス国外ではほとんど見かけないグラン クリュシャンパーニュ
ラミアブルは家族経営の小規模生産者。2003年からはオフィリー・ラミアブル氏が醸造を担当しています。
生産量こそ少ないですが、醸造、栽培、販売においても常に最善の策を模索し、さらなる高みを目指し品質の向上に努めています。
サステイナブルなワイン造りを行っており、フランス政府による認証、HVEレベル3取得済。
ラミアブルのシャンパーニュはそのほとんどがフランス国内で消費され、海外で見かけることはほとんどありません。
テール･デトワール(星の大地の意)は､土､根､テロワール､歴史といった「地球」の要素を連想させます。
テール･デトワールは､グラン クリュに指定されているブジ－からのピノ・ノワール60％と、同じくグラン クリュのトゥール・シュル・マルヌのシャルドネ40％から造られます。
近年、シャンパーニュの格付けであるエシェル・デ・クリュが見直され、以前はプルミエ・クリュだったトゥール・シュル・マルヌのシャルドネがグラン・クリュを名乗れるようになりました。
年産35,000本程度と、シャンパーニュとしては希少。
二次発酵前に熟成したリザーヴワインを40％ブレンドしています。
このリザーヴワインはパーペチュアル リザーヴと呼ばれる手法で管理されています。
シェリーのソレラ・システムと似た熟成手法で、毎年造られるリザーヴ用のワインを長年にわたり樽に継ぎ足し､そこから引き抜いたワインをブレンドしてノンヴィンテージを仕上げています。
｢パーペチュアル｣とは永続的の意味｡熟成したリザーヴワインの複雑さと最新ヴィンテージのフレッシュ感を調和させるパーペチュアル・ブレンドのシャンパーニュが､いま注目を集めています。
ゴールドの美しい輝きを持った外観。ソフトでフルーティーなシャンパーニュで､ベリー系の小さな赤い果実のアロマとプラムやカリンの要素も感じます。
アペリティフとしてはもちろん、食事を通して楽しめる繊細さとボリュームを持っています。

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【ジュール ラサール / キュヴェ プレフェランス ブリュット プルミエ クリュ】

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理想の味わいを表現することに全力を尽くす小規模生産者
1942年に設立された小規模なドメーヌ。栽培、醸造、販売まで一貫して行うレコルタン・マニピュランと呼ばれる生産者です。
畑はドメーヌのあるシニー・レ・ローズの他、7つの村に60区画､約16haを所有しています。
厳格なリュットレゾネ(減農薬農法)で栽培され､収穫後も厳しい選別で常に最良の果汁だけを使用しています。
レコルタンマニピュランとは、栽培、醸造、販売まで一貫して行い、自社所有の畑から収穫されたブドウのみを使用する生産者の意です。
英語圏ではグローワー・シャンパーニュ(栽培者のシャンパーニュ)、アルチザン・シャンパーニュ(職人のシャンパーニュ)とも呼ばれます。
昔ながらの伝統や、所有する畑のテロワールを大切にし、自らの理想の味わいを表現することに全力を尽くします。
大手メゾンはその需要を自社畑だけではまかなえず、栽培農家からブドウを購入し、安定した味わいのシャンパーニュを造るのに対し、レコルタンマニピュランでは収穫年の特徴や、ブドウの個性を引き出すことで、多様性に富んだ、先鋭的なスタイルを造り出しています。
色調はクリアで輝く黄色。
口に含むとまず､はじけるミネラル感をともなった爽やかさを感じます。
そして徐々にリンゴなどの白い果実､またはアプリコットやピーチなどの黄色く熟したフルーツの香りが広がります。
微妙に甘草やフェンネルのニュアンスもともないます。
これはモンターニュ・ド・ランスの良質なピノ・ノワールならではの感覚です。
口の中では丸みを感じ､甘美で､生き生きとしています。口で感じるテクスチャーを表現するとすれば､ふくよかさ、爽快さ、ミネラル感といえるでしょう。
フィニッシュは微妙に塩っぽいニュアンスもあり､良質な余韻が感じられます。

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ピエール ジモネ / キュイ プルミエ クリュ ブリュット ブラン ド ブラン

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繊細かつ活き活きとした味わいが魅力のブラン・ド・ブラン
栽培農家としては200年以上前から存在しているファミリーですが、生産者としては1935年頃、先々代のピエール・ジモネが初めてワイン販売を開始しました。
現在では孫のオリヴィエとディディエがドメーヌを運営しています。
彼らには、シャンパーニュ地方コート･デ･ブランの産地は自然の傑作であるという思想が身についています。
産地の表現を最大限に尊重するため、自らを「産地の代弁者」と名乗り、「ワインメーカー」という呼称を拒んでいます。
キュイ・プルミエ・クリュは、ドメーヌの所在地であるキュイ村のブドウのみを使用し、シャルドネ100％で造られています。
ドサージュは6g/L と極辛口。非常にシャープでエレガントながらも、しっかりと熟したブドウに裏打ちされた味わいの奥行きを持っています。
二次発酵前のワインは5年間の収穫から最適なブレンドを選び出しています。
このシャンパーニュの味わいの基礎ともなる、微妙さを要求されるステップを成功させるために、ブレンドされるリザーブ･ワインはすべて、タンクではなくボトルに澱とともに詰めたものから選び出されます。
タンクで保存している生産者も多い中、あえて手間のかかる瓶内熟成をすることで、最大限の繊細さと複雑味をワインに与えています。
生き生きとして、空気のように軽い泡立ち。
ブリュット・キュイ・プルミエ・クリュはピエール･ジモネの哲学を表現しているシャンパンです。
いつも安定した味わいで、快活で軽く、フィネスを備えていると高く評価されています。コート･デ･ブランの偉大なるシャルドネのピュアさそのものです。キリっとしたフレッシュな酸と柔らかくきめ細かな泡立ち、適度な熟成感を備えた丸みのあるさわやかな柑橘系の香り。
いつ飲んでも飽きのこない充実した味わいが魅力です。