あの伝説のソノシートの歴史はここから！「朝日ソノラマ 創刊号」！
数あるソノシートの中で最高の品質を誇り、
多くの作品を世に出した伝説のソノシート。「朝日ソノラマ」
その第一歩といえる最初の１枚
「朝日ソノラマ 創刊号」
「朝日ソノラマ 創刊２号」
をセットにしました！
「朝日ソノラマ」
と聞いて、すぐに思い出されるのは・・
アニメや特撮などのテレビまんがの主題歌とドラマが入ってお得な価格で出ていた、あのレコード盤を真っ先に連想する方も多いと思います。
ですが、最初の１枚は"聴く雑誌"として新境地を開拓した冊子風レコードでした。
よく、ホテルのロビーや病院の待合室などに置いてあった「朝日グラフ」という少し大きめの雑誌がありましたが、そのレコード版といったところでしょうか？
1959年(昭和昭和34年)
長嶋茂雄が巨人軍に入団した次の年に誕生したこの冊子？ですが、
とても変わったカテゴリーなので、本屋さんにもレコード店にも置いてあったそうです。
価格は360円。当時は消費税などケチケチした税金はありません。
ですが、当時のシングルレコードと比較しても少し高い価格帯ですよね。
それもそのはずです。
なんとソノシート(レコード盤)は６枚組。そして冊子付きなのですから、そうなるととてもリーズナブルですよね。
しかも内容も凝っていて豪華です。
「創刊号」
のソノシートの内容は、
１、1959年ソノクロニクル
皇太子(平成天皇)のご成婚や月面の詳細写真撮影に成功、伊勢湾台風など、激動の年を振り返ります。
２、ソノルポ
当時の世論などを情景豊かに語られています。
３、スクリーンハイライト
「白銀は招くよ」のトニーザイラーの曲が入ってます。
４、クリスマスムード
まだまだ豊かとはいえない当時のクリスマスですが、それでも聖夜をイメージした曲で盛り立てます。
５、旅へのいざない
あの石原裕次郎がパリの郊外を周遊します。
６、ソノギフト
当時のお正月をイメージした曲などが入っています。
「創刊２号」
のソノシートの内容は、
１、ソノマンスリー
1960年の展望と題して語り手がお囃子とともに解説します。
２、ソノレクチア
成人の日のためにと、あの森?久弥が語ります。
３、ソノファンタジー
「雪のムード」というイ
メージで朗読と歌などが流れます。
４、旅へのいざない
「月世界へ」と題して語り手がイメージ豊かに表現します。
５、ソノラマオールスターズ
オリジナルジャズを収録しています。
６、ソノステージ
「春の歌声」と題して、リタ・シュトライヒの曲が入っています。
このほか、
懐かしい小島功の４コマ漫画などバラエティ豊かな内容になっています。
そして、サッシの所々にみられる広告もまたイイですねー。
まだチューブ入りだった頃のオーツタイヤやエニカの時計、セコニックの８ミリ映写機、当時はダイハツから出ていたミゼットなどなど。
たまりませんねー。
この「朝日ソノラマ」
は、とても特殊な方法でソノシートを再生します。
普通、この手のソノシート付きの冊子なら、冊子の中にナイロンジャケットが格納されていて、その中にソノシートが入っている。というパターンなのですが、
この「朝日ソノラマ」は、サッシそのものをターンテーブルに乗っけるという暴挙・・いや、画期的な方法で再生します。
ページをめくるとソノシートのページが出てきて、その部分を上にしてターンテーブルに乗せ、トーンアームを乗せるという感じです。
ソノシートの状態は、当時の割にはキレイな感じだと思うのですが、こんな方法では恐ろしくて聴いていません。(笑)
ではでは、
超レア物だと思いますので、ぜひコレクターズアイテムに加えてみてくださいね。
「朝日ソノラマ」
といえば、後半はテレビまんがのレコードというイメージですよね。
その絶大な支持を誇っていた原因は、やはりオリジナリティだと思います。
まずは主題歌。
当時は版権が厳しく、他社がオリジナルの曲を出す事は出来なかったのですが、この「朝日ソノラマ」のレコードでは、たとえそれがコロムビアレコードの版権でもキングレコードの版権でも、オリジナル音源がそのまま入っていました。
そしてドラマです。
オリジナルの声優や俳優の声でほとんどのドラマが展開しました。
しかも、ただテレビなどの音源をそのまま使用したのではなく、わざわざアフレコし直したドラマだったのがイイですよね。
この時代の絵本や紙芝居などに付いていたソノシートは、たいていがオリジナルではない曲や音声で構成されていましたからねー。
さらに、余談ですが・・、
よく「レコード盤はＣＤよりも音域が広くいい音だ」と言われますが、
確かにそのようで、アナログ音をデジタル化すると、ハイレゾでもなんと半分くらいの音域が失われるそうです。
でも、CDやmp3やハイレゾ音などのデジタル音声を聴いていてもそんなに音が減ったようには感じませんよね。
たぶん失われるといってもマニアやプロの人が聴けば分かる程度なのかもしれません。
それでも個人的には、アナログ時代の古い曲はレコード盤の方が音質が良いと思っています。
あくまでも個人的な意見ですが、それはレコード盤の方が優れているという意味ではなく、録音された時期に影響するからだと思っているからです。
レコード時代の曲のほとんどは、当然ですがＣＤが世の中に出てくるよりも前に制作されています。
当時の原盤(マスターテープ)は磁気リールテープで収録していましたので、現代にその原盤から直接CDなどのデジタル媒体を制作したとしても、原盤そのものが経年劣化していて、とても録音したばかりの品質のまま保存されていたとは思えません。
できるだけ良い音で制作しようとしたら、どうしても現代のデジタル機器を使用して修正するしかありませんよね。それでは元通りになったわけではありません。
これらの事から個人的には、無劣化の初期原版を直収録したレコード盤の方が音質が良いのだと思っています。
それにデジタルとアナログの違いもありますよね。
CDやmp3のような音声媒体やBDやDVDなどの映像媒体のようなデジタルものはそこそこ鮮明な映像や音声が記録されていますが、デジタルですのでクオリティは固定化されます。
アナログ媒体は、たとえ画質や音質が少々悪くても、その画質や音質、周波数などが低下しているだけで、デジタルのように固定化されていませんから、プレーヤーを良いものにしたり、スタビライザーやミキサー、イコライザーなどのAV機器を駆使すればお好みの映像や音声に近づける事ができる。というアナログファンの楽しみがあります。
そういう点からも今でもアナログを愛するAVファンが増えていたり、アナログが見直されたりしているのではないでしょうか？
常に新しいものを提供して売り上げを向上させたい資本主義のメーカーからすれば面白くないかもしれませんけどね。(笑)
でも、"文化"と"テクノロジー"って、また別のものではないでしょうか？
と、余談はここまでにしまして・・
商品内容は、
「朝日ソノラマ」
が２冊？です。
当時のものですので、ある程度の経年劣化はあると思いますが、その割にはキレイな方だと思います。
ソノシートの状態は、前述でもありますように、キレイな感じだと思いますが、視聴して確認したワケではありませんので、音飛びなどの状況は不明です。ご了承ください。
※なお、この商品はソフトウェアですので、その性質上、返品、返金、交換などは応じる事ができません。ご了承ください。
※注意１こちらは週に1～2度程度しかチェックできない環境です。そのため商品の発送には１週間以上かかるかもしれません。あらかじめご了承の上、取引きください。
それと、配達業者指定や代金引換などの特殊な発送方法、配達日の指定や配達時間の指定などにも対応できませんのでご了承ください。
※注意２商品の発送まではできるだけ大切に管理しますが、発送後または発送途中に何らかの事故やトラブルがあった場合は責任を持つことはできませんので、配達業者との対応をお願いします。
また、当然ですが規定の通り、日本国外への発送はしませんのでご了承ください。
※注意３大切にして頂ける方、楽しんで使用して頂ける方、価値の分かる方に取引してもらえたら。と思っていますので、健全なオークションを推進するためにも、「安く買って高く出品」などの転売目的での利用の方はご遠慮ください。
※注意４商品の状態などは、あくまでも個人的な私見によるものです。
商品の状態を詳しく気になってしまう方、梱包状態などに神経質な方などの取引きも、ご要望には添えそうにありませんので、ご遠慮ください。