和歌山県北山村に自生していた幻の柑橘じゃばら

じゃばらという果物をご存知ですか？「邪を払う」という字を書きます。そのまま食べることは出来ませんが独特の香りを持つ柑橘です。奈良県と三重県に囲まれた全国で唯一の飛び地和歌山県北山村。人口400人という過疎化が進む小さな村。北山村で自生していたのがじゃばらです。最近注目を集めているのがじゃばらが持つフラボノイド成分のひとつナリルチン。ナリルチンは実よりもその果皮に約6倍から10倍の含有量が含まれているとことが分かっています。1997年に育成者権が切れており、成分効果の反響もあり徐々に生産が全国に広がっています。日本における「ジャバラ」の2010年の収穫量は119.3 トンで、県別で見ると和歌山県の生産が100.5トンと全国の84％を占めています。次いで三重県が10.5トン、愛媛県8.0 トン、高知県0.3トン（四万十町）と続いています。

冷凍保存がおすすめ

他のカンキツ類との交配がありますので、種が多く入っています。ご自身で搾られて、ご使用になられる時期まで冷凍保存されるのがオススメです。観音山フルーツガーデンでは取扱量があまり多くはありませんので、なくなり次第終了となります。

北山村で産まれた幻の柑橘

独特の苦みを感じる山の香り。和歌山県北山村で産まれた幻のカンキツ。珍しさをお届けします。