「助宗」は、鎌倉時代初期の備前国福岡（現在の岡山県）で活躍した刀工です。
銘 助宗
その他 / 鎌倉
福岡一文字助宗
鎌倉時代・13世紀
則宗（のりむね）の子とされ、一文字派の祖と称されます。
承元2年（1208年）には後鳥羽上皇の御番鍛冶を務めました。
現存する作品は少なく、太刀「銘助宗」（重要文化財）や太刀「銘助宗」（東京国立博物館所蔵）などが知られています。
助宗の刀は、地鉄は板目肌が良く詰み、刃文は互の目や小互の目、乱れ刃などがあります。
優美な姿と力強い刃文が特徴で、備前刀の中でも特に評価の高い刀工です。
種別 刀
長さ 70.8センチメートル
反り 2.0センチメートル
目釘穴 2つ
刀銘 表 助宗 裏 なし
鹿児島県教育委員会 昭和39年8月8日
拵えも白鞘も当時のまま
あまり世に出ることなく珍しいと思います。
ノークレームノーリターンでよろしくお願いします。