大日本図書発行、菊地利夫著。
縦18.8cm×横12.8cm、214頁あります。
〔目次〕
１.東京湾の過去のよび名
・東京湾という地名
・東京湾のむかしの湾名
・東京湾はどこまでか
２.東京湾の自然
・東京湾をめぐる地形
・東京湾の海底地形と地質
・東京湾上の気候
・東京湾の潮流と水温
３.東京湾の生いたち
・東京湾が生まれるまで
・古東京湾の時代
・武蔵野海湾の時代
・陸地化の時代
・氷期・間氷期の絶対年代
・奥東京湾の時代
・東京湾の時代
４.先史時代の東京湾～奥東京湾の環境
・東京湾ではもっとも古い夏島貝塚
・貝塚の分布からみた東京湾
・縄文時代の人々の生活圏
・加曽利貝塚をつくった人々
・奥東京湾時代の海上交通
５.古代の東京湾
・龍神がすんでいた馳水の海
・古代東京湾に進出した南方民族～海部族
・古代東京湾の対岸交通
６.中世の東京湾
・外湾の海上における出会い
・漁業と製塩業
・鎌倉道と東京湾の対岸交通
・東京湾上における船上問答
・江戸の誕生と東京湾の南北交通
・東京湾の海賊
・里見氏・後北条氏の侵略戦
７.近世の東京湾
・湾奥に百万都市の出現
・商業地の埋立と江戸湊の造成
・物資の輸送～川からも海からも
・湾岸の漁村～海を生活の場として
・漁業～飛躍的な発達
・江戸の名物～シラウオとノリ
・行徳塩田～古積塩
・東京湾の海防と横浜の開港
・江戸前の料理と海のレクリエーション
・江戸は下肥の供給地
８.近代の東京湾
・西岸の発展と東岸の停滞
・漁船漁業の衰微～魚が少なくなった
・養殖業の発展～日本一の産地
・港湾の発達と京浜工業地帯の造成
・埋立は漁業を亡ぼした
・東京湾口の要塞化
・港町の機能を失う東岸の町
９.現代の東京湾
・東京湾岸の大都市時代
・京葉臨海工業地帯の造成
・東京湾の海上交通の増加
・ノリ養殖業の全盛期と漁業補償
・漁民の転業と漁民社会の崩壊
・埋立は諸悪の根元であった
・汚れた東京湾
10.将来の東京湾
・未来は複数である
・東京湾二億坪の埋立～ネオ・トウキョウ・プラン
・東京湾臨海工業地帯の変貌論
・東京湾横断道路の造成と役割
・東京湾横断道路に対する環境評価
【商品の状態】
カバーに汚れや焼け、折れ、水濡れのあと、破れ、折れ、すれ、めくれ、しわなどがあります。
表紙・背表紙・裏表紙に汚れや焼け、水濡れのあと、折れ、破れ、すれ、しわ、めくれなどがあります。
本体については汚れや焼け、折れ、水濡れのあと、破れ、書き込み、しわ、すれ、めくれなどがあります。
表紙と本体の貼り合わせに剥がれがあります。
中表紙（扉）に蔵書印があります。
奥付ページに書き込みがあります。
天・地・小口に汚れや水濡れのあと、すれがあります。
全体的に反りや歪みがあります。
このほかにも全体的にへたりがあります。
上記内容のように傷みやへたりがみられ、美品ではありません。
資料性を重視される方にご入札いただきたいと思います。
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