御存知！Neonレーベル幻の名盤Spring 唯一作「Spring」AKARMA再発盤紙ジャケット仕様限定輸入国内仕様盤未開封新品でございます。
表記がございませんがリマスターが成されている模様で、古いものではございますが良心的な音質となっております。
内容は言わずもがな。
ラインナップは、Pat Moran(Vo、Mellotron 後にIan Gillan Band参加。更にプロデューサー/エンジニアに転身。かのRobert Plantの2nd”The Principle Of Moments”、Lou Gramm”Ready Or Not”等手掛ける)、
Ray Martinez(G、Mellotron)、
Kips Brown(Key)、Adrian Malony(B)、
Pick Withers(Ds、Glockenspiel後にDire Straits
)となります。
プロデューサーは何と！かのElton Johnを手掛けるGus Dudgeonとなります。
キーボード担当が三名おりそれもMellotronも操るという事や幻の”Neon”レーベル・リリースという事もあり、後々の世にプログレッシヴ・ロック通に非常に注目を浴びた感のあるバンドでございます。
(トリプル・メロトロンという印象からも)かのMoody Bluesの影響が感じられるものでございますが、どちらかと言えばイギリスのポピュラー系に繋がる音楽性の感。
後のプログレ/シンフォニック系の陰鬱さはなく穏やかな感覚の楽曲が揃う所はそのMoody Bluesに繋がるものでございますが、メロディ感覚含めポピュラー系のもの。
また楽曲も当時のSSW系の感覚等々幅広い音楽性の感覚。
(隠れハードロック系で)プログレッシヴ・ロックに繋がる音楽性を持つTodd Rundgrenに繋がる音楽性もあり、
非常に興味深いものでございます。
どちらかと言えば似た様な時期に登場した”Supertramp”や後に登場する”England”等のプログレ/ポピュラー系の音楽性に繋がるものでございます。

メジャーレーベル”RCA”配下の”Neon”という、当時のロック音楽の多様性に対応した実験レーベル(かの”Vertigo”と同じ？)との契約ではございますが、
プロデューサーにかのGus Dudgeon起用も頷けるものでございます。
残念ながらシーン興味は無く(後々に公式リリースされる)”2nd”制作に向けての録音を行う過程で”Neon”レーベル自体が閉鎖となり契約は解除。
バンドは解散を選ぶ事となります.......................
今作制作の名スタジオ”Rockfield Studio”との関わりを持った事でその後それぞれがプロデューサー/エンジニア、セッション・ミュージシャンとしてのキャリアを歩む事となり、
バンド以上に知られる存在となりますが、
この”Spring”のポピュラー感覚の伴う音楽性や案外巧みな演奏が基となった感がございます.....................................................
ボーナストラックは三曲。今作のアウトテイク一曲に、2nd制作向けの録音二曲となります。
(オーヴァーダビング・編集/正式ミキシング前の制作途中の感がございますが、楽曲としてはほぼ完成に近いものの感があり、音質も非常に良いもの)
今作のジャケット・デザインはリリース時の三面開きを再現したもの(出来に武骨感がございますが.........................................)。
かの”Keef”によるものでございます..........................
(かの”Vertigo”系でも御馴染み。後に映像ディレクターに転身し、New Wave系やかの”Asia”のプロモーション映像等を手掛ける)
この機会に是非。