9か月も咲く花（文章・榎本 高行）この胡蝶蘭（こちょうらん）※9か月も咲き続けることがあるそうです（・o・）お花って数日で枯れるものと思っていたのでびっくり。品種改良を重ね、ここまで長く咲く強いお花が生まれました。技術の進歩には目を見張る物がありますが、そもそも胡蝶蘭って長く咲くお花なんです。そういえば、胡蝶蘭と言えば「お祝い」。「長く咲いて、枯れてもまた咲く」ので、縁起が良い。ということで御祝いでの定番人気になったんだそうです。でも9か月というのはなかなか聞いたことがありません。プロである栽培元さんで育てたところ、9か月咲き続けていたことがあったそうです。平均2か月とうたってはいるそうですが、わが家でも5か月を超えた今もきれいに咲き続けています。胡蝶蘭専業の栽培元この胡蝶蘭の栽培元、椎名洋ラン園は1976年創業。約40年の歴史があり、胡蝶蘭栽培に専念してから30年という老舗です。かわいらしくきれいで長持ちする胡蝶蘭栽培を目指し、品種改良を重ね続けています。胡蝶蘭の善しあしは株で決まるとの考えから、株の改良に特に注力しているとのこと。農林水産大臣賞、世界らん展日本大賞、日本フラワーオブザイヤーなどなど。。。たくさんの受賞歴からも品質へのこだわりを感じます。可憐（かれん）な胡蝶蘭、ミディ胡蝶蘭胡蝶蘭といえば、お店の開店祝いを彩る大輪の白い胡蝶蘭をイメージします。ミディ胡蝶蘭はそれに比べると、こぶりでかわいい印象。飾ってみると、胡蝶蘭ではあるもののかわいい可憐なお花の雰囲気です。自宅のお部屋に飾るのにぴったりのかわいらしい胡蝶蘭。「お花ってきれいだけど、すぐ枯れちゃって割高なのよね(+_+)」と思われている方にぜひ試して頂きたいお花です。※パレルモという品種です。生き物なので、環境や育て方によってはすぐ枯れる場合があります